恋みくじの結果は? 地元の人に愛されるヤギを見てきたハチロクに乗って、12時間・500キロの旅(後編)(6/7 ページ)

» 2012年11月05日 09時00分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

自分へのお土産を買わなくちゃ

結局、ゴールの「鳴門大橋遊歩道 渦の道」に行くことができなった

 さて、とうとうこの旅の最終目的地である「鳴門大橋遊歩道 渦の道」に近づいてきた。ドリマッチには「うず潮を眺めながら、海の上をお散歩しちゃいましょう」と書いてある。時計をみると、17時を少し回ったところ。夕日が沈みかけているので、「いい写真が撮れそうだ」と思ったときだった。T嬢がいきなり「うわっ!」と叫ぶ。

――ど、どうしたの?

 「渦の道の営業時間……『17時まで』って書いてある。えーん、残念。渦、見たかったなー」

 というわけで、“尻切れトンボ”のような終わり方になってしまった。ボクたちはゴールにたどり着けなかったわけだが、大鳴門橋の雰囲気だけは満喫したい。というわけで高速道路の淡路島南パーキングエリアにクルマを止め、景色を堪能することにしたのだ。

淡路島南パーキングエリアにある展望台から見た大鳴門橋。「お客様感謝セール」ということで、望遠鏡をタダで見ることができた。T嬢は「ラッキー! ラッキー! ちょっとでも長いこと見いひんと損するでえ」と言っていた

 T嬢はしばらく大鳴門橋の景色を眺めていたが、飽きてしまったのだろう。

 「お土産を買わなくちゃ。もちろん自分用ね」

 と言って、売店へと向かった。そしてパーキングエリアの人気商品ベスト3を購入した。

doridoridori T嬢が購入したのは、竹ちくわ「たけやん」(左)、「たまねぎスープ袋入り」(中)、「淡路玉ねぎドレッシング」(右)の3つ

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