さて、とうとうこの旅の最終目的地である「鳴門大橋遊歩道 渦の道」に近づいてきた。ドリマッチには「うず潮を眺めながら、海の上をお散歩しちゃいましょう」と書いてある。時計をみると、17時を少し回ったところ。夕日が沈みかけているので、「いい写真が撮れそうだ」と思ったときだった。T嬢がいきなり「うわっ!」と叫ぶ。
――ど、どうしたの?
「渦の道の営業時間……『17時まで』って書いてある。えーん、残念。渦、見たかったなー」
というわけで、“尻切れトンボ”のような終わり方になってしまった。ボクたちはゴールにたどり着けなかったわけだが、大鳴門橋の雰囲気だけは満喫したい。というわけで高速道路の淡路島南パーキングエリアにクルマを止め、景色を堪能することにしたのだ。
T嬢はしばらく大鳴門橋の景色を眺めていたが、飽きてしまったのだろう。
「お土産を買わなくちゃ。もちろん自分用ね」
と言って、売店へと向かった。そしてパーキングエリアの人気商品ベスト3を購入した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング