進むクラウド化、デジタル化―最新会計ソフト活用で業務効率アップ

初めての人でもできる「青色申告」――やよいの青色申告14編消費税8%時代の確定申告(7/13 ページ)

» 2014年02月21日 08時00分 公開

コピー&ペーストで効率アップ

 次は、筆者が行っている手抜き入力の方法を紹介する。手元に1年分の領収書が溜まっているとしよう。筆者はそれを科目ごとに封筒に入れる。この場合の科目は厳密なものではなく、ガソリン代の領収書は旅費交通費や車両費という封筒ではなく、ガソリン代と書かれた封筒に分類する。クレジットの明細には、水道光熱費もスカパーの視聴料も記載されているので、クレジットと書かれた封筒を用意するなど、自分自身の作業がしやすくなるように分類をする。

 日々記帳するのが基本だが、まとめて記帳する場合は、同じ科目を続けて記帳するほうが効率がよくなる。ガソリン代の記帳をする場合、ガソリン代を1つ記帳したら、それを20行、30行とコピーし、日付と金額を修正する。この方法なら「これは通信費、これは旅費交通費、これは……」と、1枚1枚仕訳を考えながら記帳するより効率アップになるはずだ。では、まとめ入力で実際に記帳してみよう。

やよいの青色申告14 1枚目の領収書を簡単取引入力で記帳する
やよいの青色申告14 仕訳日記帳を開き、記帳されたガソリン代を右クリックし、行コピーを行う。右側にショートカットが表記されているので、そのままCtrl+Yを連打してコピーした行を貼り付ける
やよいの青色申告14 同じ仕訳が並ぶ
やよいの青色申告14 日付、金額、日付、金額と、領収書をめくりながらひたすら入力したら完了だ。家賃のように毎月の金額が一定なら↓キーで日付だけ修正するとさらに効率アップだ

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