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» 2014年02月21日 08時00分 UPDATE

消費税8%時代の確定申告:初めての人でもできる「青色申告」――やよいの青色申告14編 (1/13)

確定申告ソフトで圧倒的なシェアを持つ「やよいの青色申告」を使って、確定申告をしてみよう。青色申告初体験の人がつまずきそうなポイントを説明する。

[奥川浩彦, 監修:木村税務会計事務所 税理士 木村聡子,Business Media 誠]

 これまで「やよいの白色申告オンライン」を使用した白色申告ビズソフトの「ツカエル青色申告+確定申告14」を使用した青色申告のやり方を紹介した。

 今回は「やよいの青色申告14(参照リンク)」を使用して青色申告を行ってみたい。記帳の仕方や家事按分など帳簿を付ける際の基本的な知識は前々回の冒頭で紹介しているので、初めて青色申告をする人はそちらも確認してほしい。


やよいの青色申告14 やよいの青色申告14

 筆者は2006年に独立し、2007年に初めて確定申告をした。2014年で8回目の確定申告となるが、独立した当初から、やよいの青色申告を使って確定申告をしている。簿記の知識がない筆者が自力で確定申告できたのは、やよいの青色申告のお陰だと思っている。

 筆者が使い続けている理由は、簿記の知識がない人でも使える初心者向けの機能が充実していることが大きい。8年も経ってそれが必要なのかと思う読者もいるかもしれないが、年に数日しか使用しないズボラ記帳をしている筆者は、今でも「これはどうするんだっけ」と迷うこともあるし、整合性が取れない間違いがあるとソフトが警告を出してくれるので大いに助かっている。

 やよいの青色申告の特徴の1つは、圧倒的ともいえるシェアだ。BCNが発表する申告ソフトのランキング(参照リンク)を見ると、シェアは60%超。3分の2の人が使っているデファクトスタンダードな製品となっている。もし独立して数年後に会社が大きくなり、税理士に依頼するようになったときに、やよいの青色申告を使用していれば税理士とデータでやりとりができるので将来的な安心感にもつながっている。

初期設定

 これから行う作業は、すべて前回紹介した「ツカエル青色申告+確定申告14」と同じだ。最終的な決算書、確定申告書も同じ結果になるように同じデータを入力した。これから青色申告ソフトの購入を考えている人は参考にしてほしい。

 では、やよいの青色申告14を使ってみよう。インストールが終わったらユーザー登録をし、プログラムの更新をする。多くの青色申告ソフトは秋から年末に発売されるが、その段階では年が明けてから迎える確定申告に完全対応していないのでプログラムの更新は必須だ。

 やよいの青色申告14を起動すると、ウィザード形式で初期設定が始まる。この初期設定はかなり項数が多いが、結果としてそれが初心者の助けとなっている。例えば、簿記の知識がない人は売掛金の補助科目に取引先を登録すること自体が理解できない。だが、ウィザード形式で質問に答えていけば自動的に補助科目の作成までされる。多少時間はかかるが初期設定をキッチリ行いたい。

やよいの青色申告14 まずは事業所データの新規作成からスタート
やよいの青色申告14 屋号を登録する
やよいの青色申告14 青色申告を選択
やよいの青色申告14 平成25年(2013年)分の確定申告をするなら25年と入力
やよいの青色申告14 勘定科目体系と会計期間は変更不可なのでよく確認する
やよいの青色申告14 消費税に関する設定。独立した年は通常は免税事業者を選択
やよいの青色申告14 ここから導入設定。まずは現金の開始残高を入力
やよいの青色申告14 銀行の登録と開始残高を入力
やよいの青色申告14 得意先を登録。売掛金がある場合は残高も入力。画面は省略したが仕入れ先(買掛金)も同様に登録
やよいの青色申告14 現金、銀行、得意先(売掛金)を確認する
やよいの青色申告14 ここから取引設定。仕訳例が必要と思われる事例にチェックを付ける。判断に迷ったときはチェックを付けておこう。15ページもあるので少々根気が必要となる。すべてにチェックを付ける機能がほしい
やよいの青色申告14 15ページの取引設定が終わるとウィザード形式の初期設定は終了だ
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