動画スキルを(ちょっぴり)身に付けて、150%ネコまみれ(6/7 ページ)

» 2009年10月09日 22時00分 公開
[荻窪圭,Business Media 誠]

Step 6:動画やスライドショーがたまったらDVDに焼くべし

 作成した動画やスライドショーがたまったらDVDに焼いてテレビでもいつでも見られるようにしよう。「Roxio Creater」から「DVDを作成する」を選ぶと、「Roxio MyDVD」というDVD作成ソフトが起動する。

 そこでDVDを選ぶ。動画素材がハイビジョンで、Blu-rayディスクドライブを搭載したPCなら、Blu-rayの作成も可能だ。起動したら「新しいムービーを追加」で、「マイメディア」の「すべてのプロジェクト」からさっき作ったプロジェクトを選ぶ。

 動画もスライドショーも追加可能だし、その場でスライドショーを作って追加することもできる。そのあたりはシンプルかつ柔軟なのだ。右下の再生ボタンをクリックすると、実際にどんな感じになるのかをプレビューできる。

 動画や写真をセットしたら、DVDに焼こう。右下の赤い炎のボタン(DVDを「焼く」というので、炎なのだ)をクリックして指示に従ってDVD-Rをセットしたら作成開始。

 こうして作ったDVDはテレビにつながったDVDプレイヤーやDVD再生対応のゲーム機、PCのDVDアプリなど一般的なDVD再生環境で楽しむことができる。動画ファイルを人にあげる場合はこの形式が確実だろう。

「Roxio MyDVD」ではDVDのほか、Blu-rayディスクやAVCHDディスクも焼ける(左)。動画やスライドショーなど、焼きたい素材を選択(中)。まずはテンプレートに素材を入れてみる(右)
テンプレートはあとから変更可能(左)。右下の赤い炎のボタンを押すとディスクを焼き始める(中、右)

Step 7:レベルアップしたいときは高度な編集ソフトを

 CineMagicやスライドショー作成ソフトは全自動で動画を作ってくれるのですごく便利だが、慣れてくると、自分で細かく編集したくなってくる。

 ビデオクリップから必要なところだけ抜き出してつなぎ、場面転換エフェクトもどこでどれを使うか自分で決め、途中に文字を重ねたりして、思い通りの動画に仕上げていくのだ。

 それを行うのが「VideoWave」というアプリだ。CineMagicで保存したプロジェクトファイルはそのまま「VideoWave」のプロジェクトファイルなので、それをベースにVideoWaveで編集し直すこともできるし※、はじめから「Roxio Creater」の「ビデオを編集-高度」でVideoWaveを起動し、いきなり細かい作業をすることも可能だ。

※RoxioCreatorでは、CineMagicで作って保存したプロジェクトファイルを、CineMagicで開けない仕様になっている。CineMagicで作った動画を手直ししたい、というときにはVideoWaveを起動してプロジェクトファイルを読み出そう。

 動画の途中にテロップをいれたり、場面を転換するタイミングを自分で決めたり、フレームをつけたりできる。こういう凝った作業を行うと編集に手間暇はかかるが、ハマりだすと止まらない。慣れてきたら挑戦してみるといいだろう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.