動画スキルを(ちょっぴり)身に付けて、150%ネコまみれ(7/7 ページ)

» 2009年10月09日 22時00分 公開
[荻窪圭,Business Media 誠]
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Step 8:猫のカレンダーやハガキを作る

 気に入った写真をいつでも見たいと思ったら、ネットやDVDよりもやはりプリントがおすすめ。人に会ったときなどに配るのも一番手軽だ。自分の家で楽しみたいならカレンダー、人に見せたいならポストカードだろう。

 印刷関連の作業は「RoxioCreater」の「写真」メニューにある「フォトプロジェクト」にまとまっている。今回は1カ月分のカレンダーを作ってみることにした。

 フォトプロジェクトを起動すると、お馴染みの3ステップで作業が完了するアプリが起動する。最初にテンプレートを選択。カレンダーから「月間」を選択し、テンプレートを選んだら「次へ」。するとあらかじめサンプル写真がはりつけられたページになるので、写真を選択し「プレースホルダーを置換」をクリック。そして自分の写真と張り替えるのである。写真のサイズなどはあとからレイアウト変更もできる。

 できたら印刷。写真用紙など、写真がきれいにプリントできる専用紙に印刷するのがお薦めだ。

カレンダーなど、使いたいテンプレートを選ぶ(左)。テンプレートの写真があるところに、自分の写真を入れる(右)
テンプレートをベースに写真を入れ替えたら完成(左)。プリンターを選んで出力(右)


 撮りっぱなしの写真や動画は、立派な“素材”である。PCにため込んでいるだけではなかなか日の目を見ないが、うまく集めて組み合わせれば、ちょっとした“作品”になる。

 こうして適当に撮りだめた写真や動画が、子猫の成長記録としてDVDになったりネットに公開されたりするのである。自分で動画を持ち歩いて人に見せたり、ポストカードを配ったりするのもいいだろう。「うちの猫かわいくてね……」とただ話すよりも、ぐっと話も弾むはず。

 「猫は飼っていないから」という場合でも、身の回りに“素材”が眠っている人は少なくないはず。別に猫じゃなくても、結婚式のようすでも、かわいい盛りの子供でも孫でもいい。自分が「好きだ」「きれい」「かわいい」と思うものなら何でも作品になる可能性を秘めている。

 動画も写真も、自分で一から作品に仕上げるのでは大変だが、動画や写真を一括して扱える統合ソフトを使えば、このように簡単に活用できるのだ。ぜひお試しあれ。

今回RoxioCreatorのシネマジックで自動生成&アップロードした動画。パナソニック「DMC-GH1」で撮影したもの


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