イメージを持たないまま練習しても身につかない。ということを逆に考えれば、
という期待が持てるのではないでしょうか? 実際この答えはYESで、「教材を工夫する」という教える側の努力でこの問題はある程度解決できます。
もう一度、「イメージを持つ」とはどんなことか、その一節の記述を見てみましょう。
が必要だ、と私は図3で書きました。つまり、イメージを持つためにまず最初に必要なのは、
というこの疑問への答えを考えやすくすることです。そこで、図4を見てみましょう。
図4では2択パターンと4択パターンの2種類を掲載しましたが、2択パターンを見た人は当然、
はずです。一方、4択パターンを見た人は
ことでしょう。ばからしいぐらい当たり前のことですが、人が何を選択肢としてイメージするかは、かなりの範囲で「教える側によるコントロール」が可能です。であれば、教材を制作する時にもこの点を意識して作らなければいけないわけです。
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