マツダ、3代目「アテンザ」発表――新しいマツダの象徴に(4/4 ページ)

» 2012年11月20日 17時43分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
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3代目「アテンザ」、マツダブランドの象徴に

 マツダの山内孝社長は新型アテンザの発表に際し、「10年前、厳しい経営状況の中で18カ月ぶりの新車として、Zoom-Zoomというブランドメッセージとともに初代アテンザを発表した。そのとき『このクルマは、マツダ82年の歴史の中で忘れられないクルマの1つになる』と紹介した」と振り返る。これが冒頭に記した「このクルマこそマツダの歴史上、最も輝く1台になる」という新型アテンザへの評価につながる。

 また、アテンザには「マツダブランドの象徴」としての期待をかけている。それは、アテンザを「マツダが『プレミアムなブランド』になる」という夢の第一歩だと位置づけていることからも明らかだ。ここでいう「プレミアム」とは高級車ブランドになるということではなく、ユーザーとの間に特別な強い絆をもつ、かけがえのないブランドになるという約束のような意味合いだ。

 アテンザの国内での月販目標は1000台。現時点で約4300台の予約を積み上げている。ボディサイズはセダンが4860×1840×1450ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2830ミリ、ワゴンが4800×1840×1480ミリ、ホイールベースは2750ミリ。

マツダマツダマツダ
マツダマツダマツダ
マツダ「アテンザ」(セダン、ワゴン)
グレード エンジン 変速機 価格
20S SKYACTIV-G 2.0 SKYACTIV-DRIVE(6速AT) 250万円
25S Lパッケージ SKYACTIV-G 2.5 SKYACTIV-DRIVE(6速AT) 300万円
XD(クロスディー) SKYACTIV-D 2.2 SKYACTIV-DRIVE(6速AT) 290万円
SKYACTIV-MT(6速MT) 302万6000円
XD Lパッケージ SKYACTIV-DRIVE(6速AT) 340万円
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