日本人初の快挙! 8000メートル峰14座登頂・竹内洋岳氏インタビュー(4/4 ページ)

» 2012年08月03日 11時45分 公開
[岡本紳吾,Business Media 誠]
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――14座登り切るということにプレッシャーはなかったですか。

竹内: なかった。プロとして14座登ると宣言したので、はいつくばってでも登る。それはプレッシャーではなく、登りたい山に登る、その延長でありプロとしての覚悟。

 登り切ったことで解放されたという感覚もない。今まで通り。世界に14つの山しかないならこれで終わりだが、地球上にたくさんある山のうち、まだ14しか登っていない。ということは、まだまだ登ることができる山はたくさんある。

竹内洋岳氏と、カシオ計算機時計事業部の牛山和人氏。牛山氏はこれまでずっとPROTREKの開発・商品企画に携わってきた「ミスタープロトレック」といえる人物だ

 カシオの会議室に現れた竹内氏は、一見して登山家であると言う事を忘れさせる魅力のある方だった。写真を見ていただくと分かるように、いわゆる登山家が発する雰囲気とは全く別の何かを感じ取っていただけると思う。

 今回お話を伺って感じたことは、まず竹内氏自身は登山をスポーツとしてとらえているところ。そして毎回の登山をとても楽しんでいるところだ。

 竹内氏の最新の動向はブログで見ることができる。次はどこの山でどんな挑戦をするのか、楽しみに待ちたい。

 →「PROTREK開発者インタビュー:アナログ時計なのに多機能、本格派すぎるアウトドアウォッチ――PRX-7000T」

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