旅行する時には、普通ホテルに泊まりますよね? しかし、それでは現地の人とコミュニケーションを取ることは難しいです。
もしあなたが観光のみを目的にしているのであれば、多少わずらわしいこともあるかもしれませんが、現地の人とのコミュニケーションを求めているはず。
カウチサーフィンでは、旅行者を「ゲスト(カウチサーファー)」、受け入れる側を「ホスト」と呼びます。驚くのは、どの国の、どの地域にもホストがいるということです。試しに将来行ってみたい国や都市で検索してみましょう。ちなみに、南極にもホストがいます(笑)。
カウチサーフィンでは原則、ゲストが宿泊に関してホストに費用を支払う必要はありません。ただ、外食などについては割り勘が基本なのでご注意を。友人の実家に泊まりにいくという感覚が近いかもしれません。
慎み深いとされる日本人。「見知らぬ他人の家に泊まるなんてちょっと……」という人ももちろんいるでしょう。
大丈夫です。カウチサーフィンは宿泊だけがすべてではありません。「食事のみ」「コーヒーのみ」という受け入れ方もできるのです(ゲスト、ホスト双方が希望を出せる)。ホストとして、日本で外国人を受け入れる場合も、泊めるのに抵抗があるようなら、まずはコーヒーから始めてみましょう。
カウチサーフィンは自分が出会いたい人と出会えるように、細かい条件で検索できます。国や都市名はもちろん、言語や性別、年齢やキーワードなどで検索することも可能です。
ロンドンに旅行に行く時、「ロンドンの学生と話してみたい」ということであれば、地域に「London」、キーワードに「Student」と入力して検索すれば、職業欄やプロフィールにStudentと入力している現地の人たちが一覧で出てきます。
僕の場合、広告業界の人と知り合いたい時はキーワード検索で「Advertising」と入力しています。そうすると、職業欄やプロフィールにAdvertisingと入れている人たちが一覧で出てきます。
ただやみくもにオファーを送るのではなく、自分と共通の趣味や仕事を持っている人と出会えると、より出会いが面白いものになるのではないでしょうか?
また、ホストを検索する際には、「受け入れ人数」も選べます。もし、あなたが1人ではなく、2〜3人で旅行する場合には、それだけの人数を受け入れてくれるホストを探してみましょう。ただ、全体的には、多数のゲストを受け入れてくれるホストは少ないので、これを機会に一人旅にデビューしてみるのもいいかもしれないですね。
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