自戒のためのリストを作って、毎朝チェックする【チュートリアル編】シゴトハッカーズ(2/4 ページ)

» 2009年01月16日 10時42分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

4.気が進まない仕事は3分または5分と時間を決めて、その時間だけはやる(大橋)

【解説】
 気が進まない(=なかなか手が着けられない)仕事というのは、やっても終わりが見えないから、という場合がほとんど。そうであれば「時間が来たら終わりにしてもいい」という見通しを自分で作ってしまうといい。

【うまくいった事例】
 締め切りはかなり先だが、毎日少しずつ、思いつく限りのアイデアを書き続けたところ、いつもなら3時間はかかる報告書作りが締め切り前に終わった。

【うまくいかなかった事例】
 決められた時間だけその仕事に向かうということを毎日続けたが、思ったような成果は得られなかった。

【実践のためのコツ】
 最初に全体像をつかむのが大事。ジグソーパズルと同様、最初に完成イメージを確認した上で(鳥の視点)、各ピースに降りていく(アリの視点)ようにするといい。さもないと、自分が今何をしているのかが把握できなくなってしまう。

5.連続して仕事しない(佐々木)

【解説】
 調子に任せて突き進むと、長続きしない。

【うまくいった事例】
 1分でいいから、仕事の合間に席を立つ。

【うまくいかなかった事例】
 勢いで原稿を書き進めているうちに、原稿以外の仕事がすべて先送りに。

【実践のためのコツ】
 席を立ったら、水を飲む。

6.思いつきをキャプチャーする仕組みを持つ(大橋)

【解説】
 「これはいい!」という思いつきほど後から思い出せないことが多い。

【うまくいった事例】
 何かアイデアを思いついたらすぐに携帯メールからEvernote投稿する。

【うまくいかなかった事例】
 言葉でうまく言い表せないアイデアは、後で読み返しても意味不明

【実践のためのコツ】
 図やイラストで描いた方が早い場合もある。また、いつでも携帯電話が使えるわけではない(=人目がある、医療機器があるなど)ので、別途、ペンとメモ用ノートロディアなど)を携えておく。

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