自戒のためのリストを作って、毎朝チェックする【チュートリアル編】シゴトハッカーズ(3/4 ページ)

» 2009年01月16日 10時42分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

7.最後までやり抜かないクセをつける(佐々木)

【解説】
 途中までやるのは簡単で、途中から続けるも簡単。

【うまくいった事例】
 年末に、ほんの少し書いておいたブログの下書きがあって、年明け早々大変に助かった。

【うまくいかなかった事例】
 年末を利用して、「この仕事だけは全部やろう」と思っていたことが重荷になって、何もできなかった。

【実践のためのコツ】
 「途中でやめてもいい」ではなく、「途中でやめよう」と思って取りかかる。

8.1日1回は時間を決めて誰かと話し合う場を持つ(大橋)

【解説】
 1日の時間すべてを自分の自由に使える状況は、端のないプールのようなもの。自分では動かしがたい制約(プールの端)や際限があるからこそ、集中力が発揮される。

【うまくいった事例】
 週に2回、仕事上のパートナーとSkypeでミーティングを持つ。

【うまくいかなかった事例】
 Skypeミーティングを毎日実施していた時期もあったが、マンネリ化して、かけた時間がペイしなくなった(そのため、週2回に減らした)。

【実践のためのコツ】
 新しい取り組みを始めたら1カ月程度続けた上で、レビューを行い、そのまま続けるか、やり方を変えるか、やめるか、いずれかの選択を行う。期限を決めずに続けると、いずれマンネリ化してしまう。

9.古いツールを捨てない(佐々木)

【解説】
 安易に捨てると、後から必要になったとき動揺するし、実際不便。

【うまくいった事例】
 過去の携帯電話アドレス帳に、何度か助けられている。

【うまくいかなかった事例】
 かつてPCをオークションに出して、その後、移行し切れなかったデータを思い出したが、手遅れに。

【実践のためのコツ】
 新しいガジェットを購入しても、古いガジェットを3カ月は手元に残す。

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