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代謝が上がる、燃焼系レストラン
外せない接待やデートのチョイスに加えたい「燃焼系レストラン」

 たとえメタボリック対策とはいえ、働き盛りの「+D Style」世代に食事制限はつらいものである。また急激なダイエットは、健康やリバウンドの面でも心配というもの。

 「美味しいものを食べながら、脂肪を燃焼させたい!」

 そんな虫のいい願いを叶えてくれるメニューを考案しているレストランが、都内近郊にあるという。しかも、アンチエイジング効果も期待できるというのだ。

 スローフーディストならぬ“不老フーディスト”という肩書きを名乗る(株)アピカコーポレーション代表取締役社長・斎田圭子さんは、自分の命を癌から救った「日本山人参」に惚れ込んで自ら栽培方法に研究を重ね、高級レストランやセレブ御用達ヘアサロンなどと、数多くの異色のコラボレーションを展開している。

日本山人参

 「日本山人参は和名をイトウヌキといい、日本のみに生息しているハーブです。外見は高麗人参に似ていますが主成分は異なりまして、話題のコエンザイムQ10をはじめ、アミノ酸群、ビタミン、ミネラル、SOD(スーパーオキシド消去活性)など、約50種類にも及ぶ豊富な成分がバランス良く含まれています。弊社の顧問であり、アンチエイジング医学の第一線でご活躍なさっている『恵比寿アンチエイジングクリニック』の青木晃先生も、その効果をご推薦くださっているんですよ。飲用により基礎代謝がアップし、生活習慣病の予防にもなりますので、もちろんメタボリック対策にもおすすめです」

 斎田さんが日本山人参に出合ったのは1992年。子宮頸癌の治療中に大腸癌や乳腺ポリープも見つかった時だった。この時、父の友人から、当時はまだ世に知られていなかった“神の草”と呼ばれる日本山人参を薦められる。わらをもつかむ思いで服用を続けた斎田さんは、見事に病魔に打ち勝ったのだそうだ。

 「私は美味しいものを食べることが大好きなのですが、闘病中はからだが食べ物を受け付けず、体重も40キログラムを切るまで落ち込んでしまいました。日本山人参はさまざまな栄養成分が含まれていますが、食材としましても、ほかの素材の旨みを引き出してたいへん美味しいんです。日本山人参を健康サプリメントだけではなく、多くの方に美味しさと効果を実感して頂きたくて、様々なコラボレーションを展開しています」

斎田圭子(missけいこ) 斎田圭子(missけいこ)

株式会社アピカ・コーポレーション代表取締役社長。不老フーディスト・日本山人参研究家。50種類以上の有効栄養成分を含む貴重な植物・日本山人参と、旅行会社や有名レストラン、セレブ御用達ヘアサロンなどとのコラボを多数企画。

公式HP:http://yamaninjin.jp/

ラグジュアリーな雰囲気の隠れ家的な一軒「アーペレーヌ東京」
アーペレーヌ東京

 斎田さんが手がけるコラボレーションのジャンルは多岐に渡り、ふぐ料理店やスペイン料理レストランなど意外な専門店も! その中から今回は、女性に受けること間違いなしの、ラグジュアリーな雰囲気のレストランを紹介したい。

 表参道の裏道にひっそりとたたずむ、隠れ家的な一軒「アーペレーヌ東京」。道路側にはフラワーアレンジメントがディスプレイされ、エントランスは見えない。レストランだと知っていなければ、そのまま通り過ぎてしまいそうな店構えである。

 店内へ入ると、女性ならば必ずやテンションが上がる、艶感に満ちた空間が広がる。とはいえ、雰囲気に臆することなかれ。出されるのはヌーベル・シノワーズ。箸でいただく新感覚の中華料理は、男性もリラックスして食事ができる。

 日本山人参をふんだんに使っているのは、同店の特製メニュー「アンチエイジングコース」。

 「古来より中国料理に培われてきた医食同源の考え方から、単に健康に良いという素材を使うだけではなく、食材の特徴を活かし、食事を愉しみながら健康で美しくなれるメニューをご用意いたしております」(齋藤博人シェフ)

 メニューの内容は毎回変わるとのことで、優雅に食事を楽しんでいるうちに自然にからだが温まり、次の日の目覚めも爽やか。肌の調子も良くなり、日本山人参のパワーを実感。

 美味しく食べられて健康に良い。そんな、食材のこだわりを感じる店を何店か押さえておけば、食事の相手にも喜ばれ、話題づくりにも一役買うこと間違いなし。“デキる男”のストックに加えておきたい。

アーペレーヌ東京
海龍ザメのフカヒレと松茸の日本山人参蒸しスープ(左)、楊州炒飯 山人参の上湯スープ添え(右)
アーペレーヌ東京

東京都渋谷区神宮前5-16-13
18:00〜23:00(LO/コース21:00 アラカルト22:00)
03-5774-1521 月曜定休

http://www.apereine.jp/

※アンチエイジングコースは10月末日まで限定のメニュー。
 3日前までに要予約 ¥10,000(税込・サービス料別)

似鳥陽子(にたどり ようこ)

編集&ライター&作家。
姫オーラ研究委員会(http://princess-aura.net/)主催。東チベットで活仏に会ったり、重慶で市長と面談し「重慶日報」に載るなど、ちょこっとDeepな中国を体験。著書にメッセージブック『Deep Blue 〜何もいいことがなかった日は〜』(PHP研究所)。今年、小説を出版予定。東京を舞台に暗躍する北朝鮮と中国の思惑に日本のハッカーが立ち向かい、そこになぜか元ホストと売れっ子風俗嬢の情愛がからみます。乞うご期待……してくださるとうれしい。

取材・文/似鳥 陽子