次は顔の中心部分、つまり鼻下や口周辺のヒゲの番だ。まずは、どんなスタイルにするか師匠と相談だ。
丸山師匠 これだけ生えていれば、口の周りを「囲む」スタイルも可能ですが、ちょっとしつこい印象になりますし、メンテナンスの手間も掛かります。今回は、清潔感重視で口ヒゲと顎ヒゲを切り離したスタイルにしましょう。
まずは口ヒゲ。ここはヒゲのラインをはっきり出した方が清潔感がある。
丸山師匠 口周りは人によって毛穴がばらついているので、ヒゲが生えるところと生えないところがあります。だから、伸ばしっぱなしにするとだらしなく見えるのです。毛穴が密集しているところ以外はすっきり剃り落として、ラインをはっきりと作りましょう。
確かによく見ると、口ヒゲの周縁部は毛穴がまばらなうえ、ヒゲがあちこちに向かって生えるので、ぴょんぴょん跳ねた感じだ。まずはこの余分なヒゲたちを一気にトリミングしてやる。
しかし、トリミングしただけでは微妙に剃り残しがある。かといってT字カミソリでは細かいラインがなかなか付けにくい。ここで威力を発揮するのが、フュージョンプログライド スタイラーの「ピンポイントトリマー」機能だ。
実は5枚刃カミソリアタッチメントの裏側に、1枚刃のカミソリが仕込んである。これが鼻下や口の周りなど、カミソリを入れるスペースが狭く、かつ曲面が多いところのヒゲのラインを整える際にとても重宝する。
こうして、丸山師匠に顔の右半分の口ヒゲと顎ヒゲのラインをきれいに整えてもらった結果……左半分との違いは歴然! こうやって「ビフォー・アフター」を同時に見比べるてみると、ラインを整えることが顔の印象にどれだけ清潔感をもたらすか、一目瞭然だ。
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