誠Style編集部から「これを使って、“オシャレヒゲ”にチャレンジしてみてよ」と、P&Gから発売されたばかりの「ジレット フュージョンプログライド スタイラー」を手渡されたのが、ちょうど1カ月前のことだった。
フュージョンプログライド スタイラーは、簡単にヒゲをスタイリングできる電動シューバー。人一倍ヒゲが濃い筆者は、これまでも何度かオシャレヒゲに挑戦してきたものの、ことごとく「むさ苦しい、ただの無精ヒゲ」に終わってきた。それだけに、意気込んでチャレンジしてみたのだが……。
このときの顛末については、「どうなる無精ヒゲ男、オシャレヒゲに挑戦(参照記事)」に記した。結論だけを書くと、確かにフュージョンプログライド スタイラーを使えば「オシャレヒゲ初級」ぐらいまでなら誰でも簡単に手が届く。ただし、そこから中級・上級へとステップアップするには独学では難しそうだ。
というわけで、今回は「オシャレヒゲのプロ」に弟子入りし、オシャレに見えるヒゲの作り方を伝授してもらうことに。師匠となるのは、横浜でメンズ専門のヘアサロン「B-collector」を営む理容師の丸山尊人さん。腕利きの理容師として日々活躍する丸山さんだが、実はそれとは別にもう1つの顔を持っている。それが「ヒゲ倶楽部のリーダー」だ。
ヒゲ倶楽部? そう、ヒゲ倶楽部である。ヒゲ倶楽部とは、ヒゲを剃る立場にある理容師と、カミソリメーカーとがタッグを組み、ヒゲのスタイリングやトータルケアに関する啓蒙活動を広く展開している組織。いわば「オシャレヒゲのプロ集団」なのだ。
ちなみに自己流でのヒゲ作りの反省点の1つは「ヒゲの伸ばし方が中途半端」だったこと。今回は、丸々1週間、ヒゲを伸ばしっ放しにしたのだが、われながら相当むさ苦しい無精ヒゲ面だ。
一方、丸山さん。きれいに手入れされた、いかにも「オシャレな」ヒゲを蓄えている。さすがはヒゲ倶楽部のリーダーだ。師匠、どうやったらヒゲをオシャレに見せることができるんですか?
丸山師匠 多くの人が「顔を正面から見たときのヒゲ」の見え方を気にしますが、これが間違い。重要なのは横顔なんです。だれかと対面して話すときも、真正面から相手の顔をじっと見据えることって、あまりないですよね?
なるほど、そう言われてみれば確かにそうだ。まじまじと見つめられると、思わず目をそらしてしまう。だから、少し横から見たときのヒゲの印象が大事なんですね。では、具体的にはどうヒゲを整えればいいんでしょうか、師匠?
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