4代目フォレスター、目指したのは「使う愉しさ」と「乗る愉しさ」の両立(2/3 ページ)

» 2012年11月13日 14時16分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

悪路での走破性を高める「X-MODE」

フォレスター X-MODEボタン

 一方、「走って愉しい」という側面では、悪路での走破性を高める技術を搭載する。新制御システム「X-MODE」は、雪道や荒れた路面の山道での発進や登坂時にタイヤが空転することを防ぐもの(動作領域は時速0キロ〜40キロ)。ボタンを押すことで、エンジン、トランスミッション、AWD、VDC(横滑り防止装置)を統合制御する。また、下り坂で車速が急に上がってしまうような場合には、「ヒルディセントコントロール」が作動し、一定の車速をキープする(動作領域は時速0キロ〜20キロ)。

 エンジンは、レスポンスの良さを実現する2リッター水平対向4気筒DOHCと、低回転域での応答性に優れたツインスクロール式ターボチャージャーを組み合わせた2リッター水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”の2つを用意する。なお、搭載するエンジンに応じてフロントマスクの形が異なっている。

フォレスターフォレスターフォレスター
フォレスターフォレスター (左)NAモデル(右)ターボモデル

 組み合わせるトランスミッションには、NAモデルが小型軽量型のリニアトロニック(CVT)と6速MT、ターボモデルが高トルク対応型リニアトロニック(CVT)となる。

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