今年初めてDESIGNTIDE TOKYOのタイドエクステンションに参画している銀座三越。「Re-Love JAPAN 新たなる挑戦」というテーマを掲げ、日本が誇るモノづくりの現場をあらためて紹介する丁寧な展示を展開している。
注目の展示は、燕三条の金属加工の老舗「玉川堂」のコーナー。工業デザイナー、奥山清行さんとのコラボレーションによる茶器コレクションをお披露目している。金・銀・素銅・宣徳・紫金の5色展開で、全色揃ってのお披露目は今回が初めてとなる。世界無二の着色技術を保有する玉川堂ならではの美しいカラーリングと、オーセンティックでありながらも美しいフォルムをたたえた無駄のないデザインが素晴らしい。展示では折り紙に着想を得た奥山さんデザインの椅子やコーヒーテーブル、さらに奥山さんのスケッチも展示されている。
会場では、実際に玉川堂の職人による「鎚起銅器(ついきどうき)」の実演も行われている。職人の前には、1枚の銅板から銅の器がつくり上げられる過程が分かるサンプルも置いてあり、丁寧な製造過程が一目瞭然。見応えのある展示となっている。
10月26日(水)〜11月3日(木・祝)
銀座三越8階 G-スペース
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