連載
» 2014年05月02日 08時00分 UPDATE

杉山淳一の時事日想:ゾッとするGW渋滞──え? カーシェアリングで「鉄道の旅」が変わる? (1/4)

大型連休と言えば高速道路の渋滞が付きもの。列車の指定席のほうが快適だろうと思う。ただしクルマの便利さも捨てがたい。その折衷案となる“駅からレンタカー”のほか、日本で展開する全国ネットの「カーシェアリングサービス」にも注目したい。これは鉄道旅行のスタイルを大きく変えそうだ。

[杉山淳一,Business Media 誠]

 「カーシェアリングシステム」という、ユーザーのグループでクルマを購入し、共有する仕組みがある。利用する際に予約が必要だったり、使いたい時間帯に他の人が使っていたりと、クルマの所有に比べると制約はある。しかし、クルマの維持に関する費用を負担せずに済むので経済的だ。

 私はカーシェアリングについて「地域でクルマを共有する仕組み」と思っていた。日本の大都市では駐車場所がない住宅も多いし、駐車場台数が少ないアパートやマンションの住民にクルマの利用機会を提供できる。ところが実際には、日本では「レンタカー型カーシェアリング」として全国ネットのカーシェアリングサービスがいくつか実施されている。カーシェアリング会社が所有するクルマを、会員が時間単位で借りられる仕組みだ。これは人々のクルマ生活だけではなく、「旅のスタイル」も変える可能性がある。とくに鉄道旅行とカーシェアリングの相性はよさそうだ。

photo 都内で見かけたカーシェアサービス「タイムズカープラス」。コインパーキングの一角に設置され、都内の筆者の自宅付近では徒歩5分圏内に3カ所もあった
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

注目のテーマ