女性が男性に求めていること……それは信じられない数字だった仕事をしたら“恋愛のナゾ”が解けてきた(2)(1/6 ページ)

» 2012年04月27日 08時02分 公開
[土肥義則Business Media 誠]

仕事をしたら“恋愛のナゾ”が解けてきた:

 「結婚? いまは考えられないけど、そのうちなんとかなるよ」と思っていたのは20代後半。そして30代半ばにもなれば、どうもうまくいかない自分に気づく。「あれ? どうして彼女ができないんだろう。同級生は次々に結婚しているのに……」と。

 「婚活」というキーワードは、いまだによく耳にする。会社の女性には声をかけにくいし、飲み会に参加しても、なかなかうまくいかない。こうした経験を何度も繰り返すことで、自身を失っている人もいるのではないだろうか。

 しかし、あきらめてはいけない。ひとりよがりになるよりも、ここは戦略を練ったほうがいい。そこで結婚相談所でマーケティングを担当していた西口敦氏に、“恋愛力”をつけるヒントをうかがった。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。


バックナンバー:

 →なぜ“普通のオトコ”は、なかなか見つからないのか?(1)

 →本記事(2)


惚れ力の身につけ方

西口敦さん

土肥:前回、西口さんは「惚れさせ力」よりも、「惚れ力」のほうが大事――といった話をされました。要するに人を好きになる力を養うことが大切だと。でも、その惚れ力って、どのように身につければいいのでしょうか?

西口:「惚れさせ力」を養うには、男女の違いを理解することから始めることが大切ですね。

 モテるためには、まず相手のことを知らなければいけません。男性と女性の違いを、まず見極めなければいけない。「婚活」については、男性よりも女性のほうが積極的。女性は「婚活宣言」をしますね。婚活セミナーがあれば「今日、婚活セミナーに参加してくるんだ」と言ったりする。また女性の場合、結婚の条件の数が多いですね。あれもこれもそれも、といった感じでいろいろなことを男性に求めます。女性はリアルで、現実を見ていますよね。

 一方の男性は、婚活に消極的。秘密主義なので、婚活セミナーに参加することになっても、そのことを誰にも言わない。また男性は、女性に求める条件の数が少ない。ある女性にコロッと惚れてしまう。ファンタジーを求める傾向が強いので、シンプルですね。

この連載が本になりました!:

 「仕事をしたら○○が見えてきた」が、『ササる戦略』(三才ブックス)というタイトルで書籍化されました。

 「なぜミニストップのソフトクリームは真似されないのか?」「50年以上前に発売された『スーパーカブ』が、いまも売れている理由」など、業界が注目する12社から“ヒットの法則”を紹介しています。

 ビジネス書が苦手……という人でも大丈夫。商品を開発した人はどのような苦労があったのか。その商品を売る人はどのような工夫をしたのか。マーケティングや消費者の行動などを分かりやすく解説していますので、オススメの1冊です!

 →『ササる戦略


       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.