モダンゾーンには人気のブランドが顔をそろえる。
ライフスタイルショップのセンプレデザインは、細い間伐材を組んだだけの、シンプルな家具のシステムを発表。国産の間伐材の再生プロジェクトだ。シェルフやスツール、サイドテーブルになる汎用性の高いデザインがいい。
人気デザイン雑貨のブランドとして安定した評価を持つ「アッシュコンセプト」は、人気商品をコンセプチュアルな空間で、断然目立つ。
ヒット商品となった「カップメン」(カップ麺のフタをおさえる人形型のおもり)を、輪のように並べたインスタレーション。
「ヒロコレッジ」の高橋理子氏は、自身のデザインそのもののような、グラフィカルでビビッドなブース。
やはり日本のデザインは、美しい。そう思うような、木の家具や全国の技術による生活道具が充実していた。大半の商品は日本の暮らしですぐにでも使えるものばかり。木目の当て方や、材料の木組み、ディテールに目を奪われる日本のものづくりが光った。国内の家具生産の厳しさばかりが、耳に入る中、日本のものづくりはまだまだ健在なのではないか。今年を締めくくるような見本市となった。
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