コラム
» 2010年05月24日 08時00分 UPDATE

ちきりんの“社会派”で行こう!:うつ病にならないようにする方法 (1/3)

ここ数年増加してきている、うつ病患者。「自分はうつ病になりやすそうな性格だ」と自覚していたちきりんさんは、予防策としていくつかの努力を続けてきたそうです。

[ちきりん,Chikirinの日記]

「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは?

はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。

※本記事は、「Chikirinの日記」において、2008年3月26日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。


 あるテレビ番組で「うつ病になりやすい人の特徴」が紹介されていました。「真面目で責任感が強い」「内省的」「心配性でネガティブな方向に考えがち」「几帳面」といった項目が挙がっていたのですが、それを聞いていて「まさに自分の性格だなあ……」と思いました。

 今のところまだ、うつ病を患ったことはありませんが、その理由の1つは「すごく気を付けてきたからだ」と思っています。「『自分だけは大丈夫』と思っている人が危ない」と聞くこともありますが、ちきりんの場合はその反対で、「自分は気を付けないと、うつ病になるかも」とずっと心配してきました。だから、常に気を付けています。ある意味、「予防的な認知療法をやってきた」という感じでしょうか。

 その結果として“とりあえず今のところ”うつ病にならずに済んでいると思うので、できればこのまま頑張って、一生患わずに済ませたいものです。

ah_tiki.jpg うつ病・躁うつ病の総患者数(出典:社会実情データ図録

“モノを考えない性格の人”と付き合うようにする

 「何にどう気を付けているか」というと、まず、なるべく“モノを考えない性格の人”と付き合うようにしています。と書くと「ワタシのこと?」「オレのこと?」と驚く友人が何人もいそうですが、これはもちろん悪口ではありません。

 楽観的で何でも前向きに考えて、失敗しても大笑いして済ませることのできる人たちと一緒にいると、「こんなに大変なことでも、こういう風に受け止めればいいんだ」と学ぶことができます。時にはあまりにのんきに見える友人も、ちきりんにとっては大事なメンタル・コーチです。

 反対に、自分と同じように内省的で考え過ぎる人に出会うと、深く理解し合えるメリットはあるのですが、一方で「生きる意味は?」「これが人生で今やるべきことなのか?」というように、答えのない議論を突き詰めたり、傷口をさらすことになってしまったりして、お互いにピリピリしてしまい、時には怖く感じることもあります。

 「もっともっともっと考えないといけないんじゃないか?」と思いがちなちきりんにとって、何を議論していても、5分もすれば「難しい話はそこまでにして、とりあえず夕食は何食べる?」と話を変えてくれる人は本当に貴重な存在です。

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