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“くつろげるガレージ”という新発想
ガレージという、自分だけの空間を構築

 そして、東洋エクステリアが今年の“勝負”商品として、満を持して送り出したのが、「“ガレージ・リビング”スタイルコート」である。単純に、ガレージ=車庫(および、それに付随する作業場)という感覚にとどまらず、長年にわたる「エクシオール」の展開で培った“空間創出”のノウハウが、この「スタイルコート」には取り込まれている。
 つまり、そのベースとなっているのは、フルオープン&フルクローズという考え方だ。正面の出入庫用の電動シャッター(リモコン式)に加え、側面の片側に折戸パネルを採用したことで、ガレージは単に独立した空間ではなくなった。たとえば、家屋←→庭←→ガレージと、連続・一体したスペースとして活用可能なのである。

スタイルコート

 いわば、ガーデンルームを家屋から離して設置する感覚でもあるわけだが、これには意外な効果も期待できる。つまり、通常のガーデンルームでは場合に応じて目隠しが必要になるのに対し、「スタイルコート」はその存在自体が目隠しになりうるのだ。前述のような、家屋・庭・ガレージという配置であれば、内側での視界は確保されつつ、その外側からの視界は家屋とガレージにより遮断される。言うなれば、全体でパティオ感覚の構成にも仕立てられるわけだ。
 また、折戸パネルは擦りガラス調になっている。そのため、クローズの状態では適度な目隠しを提供しつつ、昼間はスタイルコート内への採光を、そして、夜間はライティングにより、内部に格納された愛車の姿をぼんやりと浮かび上がらせる、なんていうことも実現可能だ。

愛車の格納はもちろん、趣味の“基地”としても活用したい

 自宅での男の居場所、テリトリーといえば、かつては書斎が主だった。しかし、いまでは、書物を本棚に並べて悦に入るという人は少ないかもしれない。さらに、いわゆる趣味の知的作業は、ノートPCと無線LANさえあれば宅内のどこにいても可能であり、なにも書斎という概念にこだわる必要はないだろう。
 そうした視点で見ても、「スタイルコート」は非常に魅力的な存在だ。車が第一の趣味の人であれば、愛車のそばにソファなどを置き、さらに、メンテナンスツールやパーツを並べておけるのは、自分の居場所として、この上ない満足感を得られるに違いない。
 ガレージといっても、必ずしも車を置かなくてもいい。バイクのガレージとして利用するなら、設置以外の部分でかなりの余裕が得られる。自転車好きであれば、複数台を所有している人も少なくないため、設置兼ディスプレイスペースとして最適だろう。あるいは、アウトドア装備の保管場所にももってこいだ。
 もっと別の趣味なら、たとえば、アップライト型のアーケード筐体をずらりとならべておくのもいいかもしれない。ただ、そうした電気系製品を置く場合は、屋根と壁で雨風は防げるとはいうものの、台風や豪雨に備えて、なんらかの防水対策を施しておく必要はある。

スタイルコート

 当然ながら東洋エクステリアでも、こうした多目的用途は最初から想定しており、幅広い本体サイズやオプション装備を提供ずみだ。サイズは全7タイプで、バイクガレージとして最適な「28-54 TYPE」(2.85×5.448メートル)から、車2台を格納しても余裕のある「63-74 TYPE」(6.325×7.448メートル)まで。オプションアイテムには、収納棚、カウンターテーブル、さらには、換気扇やシンク、ワイヤレススピーカーも用意している。

宇宙船にはエアロックが必須なように、自宅にも……

 自宅から「スタイルコート」へ向かい、そこから車やバイク、自転車で出かけ、そして、戻ってきたら、いったん「スタイルコート」でくつろぎ、心と体をリラックスさせる。たとえるなら、それはあたかも、宇宙船のエアロックのようでもある。そう考えると、日本人が伝統的に大事にしてきた、屋外と屋内をつなぐ空間というものは、我々が感じる以上に大事なものなのかもしれない。
 残念なことに、昔ながらの縁側や広い土間を見かけることは少なくなったが、その役割を受け継ぎつつ、さらに用途を広げる存在として、「エクシオール」のようなガーデンルームや、「スタイルコート」のような多目的ガレージが次々に登場しているのは喜ばしいことだ。
 百聞は一見にしかず。“憧れ”“夢”に終わらせないよう、まずは全国10カ所(仙台・東京・千葉・神奈川・静岡・名古屋・大阪・岡山・広島・福岡)に常設されている東洋エクステリアのショールームへ出かけ、「スタイルコート」や「エクシオール」の魅力を実体験してみてほしい。

BACK01 憧れの“縁側”をガーデンルームで実現

・全国ショールームガイド

http://www.toex.co.jp/show/SR/top.htm

・STYLE COAT スタイルコート

http://www.toex.co.jp/jyutaku/2007new/stylecoat/top.htm

・エクシオールのある暮らし

http://www.toex.co.jp/sizenyoku/products/exsior/outline/top.htm

・東洋エクステリア

http://www.toex.co.jp/

取材・文/+D Style編集部

提供:東洋エクステリア株式会社
この情報は2007年9月1日現在のものです。