「世界のスマートフォン市場は6億台。スマートフォンはいつも自分の近くにある便利な情報端末である半面、非常に不便でもあります。高機能になるにつれ大きなスマートフォンが増えていますが、大きくなればポケットに入れられなくなる。かばんに入れていて着信音を聞き逃す、置き忘れる……身近にあるのに身につけられないという不便さがあるのです。でも、腕時計はいつも身につけているもの。だからこそ、腕時計とスマートフォンがつながる価値があるのです」と増田氏は話す。
増田氏が考える、スマートフォンとつながる腕時計の未来像とはどんなものなのだろうか? 「例えば、スマートフォンが受信した緊急地震速報を、腕時計で確認するといった使い方。また、ジョギングやサイクリングなどで手にスマートフォンを持っていられないときに、スマートフォンのGPSで取得したデータを腕時計で見るといった使い方もできるでしょう。今後は、ユーザーがすでに購入している腕時計の機能を、スマートフォンのアプリを開発していくことにより広げていくことも可能になるのでは」
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