家電や設備のような、「ちょっと未来」も得意とする喜多さん。家具だけではなく、そんなデザインも登場する。コミュニケーションロボット「ワカマル」や液晶テレビ「アクオス」、そして2010年のミラノサローネで発表したばかりのお風呂「フロ」もお目見えするという。喜多さんらしいヒューマンな曲線を持ち、クリーミーな泡が特殊技術で発生する。
喜多さんは2010年、イタリアの最も権威あるデザイン賞、黄金コンパス(コンパッソドーロ)賞で個人のデザインをたたえる賞を受賞した。喜多さんの円熟したデザインヒストリーを日本で披露するのに、まさに時が熟したといえる。照明のインゴ・マウラーさんも今回、喜多さんとともに受賞したという。
会場もOZONEの3階、パークタワーホールなので天井が高く、ほかの場所と混ざらないレベルの高い空間が期待できそうだ。この場所は2010年9月にも川上元美展が開かれた場所。同じ場所でまた違った、名デザインに出会えそうだ。
10月27日(木)〜11月13日(日)
リビングデザインセンターOZONE 3F パークタワーホール
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
お問い合わせ TEL.03-5322-6500
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