まずは、ラデュレといえばこれ! 劇中でも使われている「マカロン」を数種購入しました。
オープン当初には、混乱を避けるためか、確か有無を言わさず有料の箱を勧められたと記憶しているのですが、現在は普通に無料の箱に入れてくれるようです。有料の箱に比べペラペラで銀箔(ぎんぱく)もありませんが、普通はこれで十分です。そして、中身はこんな感じです。
映画ではフレーバーまでは分かりませんが、赤、黄色、茶色、ピンクの4色のマカロンを確認できます。今回はそれに合わせ、「フリュイリュージュ」「シトロン」「ショコラ」「ローズ」の4種を購入してみました。映画ではピスターシュなどの緑っぽいものは登場していませんが、何か理由があるのでしょうか。
劇中、アントワネットがお付きの者とオーストリアとフランスの同盟関係について話す場面や、実の兄(ちなみにこのお兄さん、マカロンタワーのてっぺんのマカロンを取って食べるという、お菓子好きから見て夢のようなことをしています)がやってくるシーンなどで、いわゆる「マカロン・パリジャン」が登場します。しかし、このタイプのものは20世紀初めにラデュレが出したものが最初とのこと。マリー・アントワネットの時代に実際にあったであろうマカロンは、クッキーに近い形状の「アミアン(ダミアン)」か、表面がひび割れていてガサガサした「クラックレ」のようなものだったろうと思います。それはそれとして、劇中で使用されたものを楽しむことにします。
今回、約1年ぶりにラデュレのマカロンを食べたわけですが、びっくりしたことが1つ。オープン当初に購入したときは、ややベタッとしていて、正直あまりおいしさを感じなかったのですが、今回のものは外側がカリッとしていて、非常においしくいただくことができました。輸送や解凍の方法が変わったのでしょうか。いい意味で予想を裏切られるとともに、買ってきたもう1つのお菓子にも期待が高まりました。
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