なかむらうどんで出会った女性が言うとおり、クルマを5分ほど走らせると「前田のコロッケ(飯山店)」という看板が見えてきた。店の前には学ランを着た、男子学生5人が立ち食いをしているではないか。やっぱり、地元に愛されている店に違いない! ワクワクしながら店内に。
T嬢とボクは「コロッケ」(1個:100円)を注文。待つこと約3分……その場で揚げてくれたコロッケを食べる。T嬢は興奮してしまったのだろう。かなり大きな声で「これ、チョーうまい!」。ボクも食べてみたところ、T嬢が言うとおり、本当にうますぎるのだ。衣はカリッとしていて、食べた瞬間、タマネギの甘みが広がっていく。さらに食べ進めていくと、今度はピリッとした辛みも漂ってくる。
――このコロッケ、おいしすぎます。どのようにすれば、こんなにおいしいコロッケがつくれるんですか?
店主の女性に聞いたところ、このように答えてくれた。
「和牛、たまねぎ、じゃがいも――この3つの食材を同じ配分でつくっているんですよ。でもね、真似はできませんよ。なぜかって? ワタシの“愛”が詰まっているからね」
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