午後はカンファレンスが行われた。カシオアメリカの会長兼CEOの伊東重典氏が壇上に登場。G-SHOCKの30年の進化の歴史を振り返り、GW-A1000やGW-4000、GB-6900といった最新モデルに使われている技術を紹介し、トリプルGレジストの実演として、伊東氏がG-SHOCKを「バズーカ」で撃つ、という演出に場内は盛り上がっていた。至近距離から的にぶつかっても壊れずそのまま動いているG-SHOCKは、そのまま会場に集まった客にプレゼント。節分の豆まきのように、壇上から客席へG-SHOCKが投げ入れられるのは、ちょっと面白い光景だった。
またカンファレンスでは、30周年記念モデル「Rising RED」(参照記事)の発表があったほか、9月にニューヨークにオープン予定の「G-SHOCK STORE」についても触れた。マンハッタン・SOHOエリアに、レンガ造りで倉庫風な2階建ての建物を建設する予定だという。カシオアメリカではG-SHOCKの他、EDIFICE、PROTREKなど複数のブランドの腕時計を販売しているが、一部Baby-Gを扱うほかはG-SHOCKに特化した店舗にする予定。「G-SHOCKだけを売る店は世界でも初のはず」(伊東氏)
このほか、30周年記念ロゴをデザインしたEric Haze氏や、國母選手を始めとする複数名のG-SHOCKアンバサダーの紹介などがあって、カンファレンスは終了した。
長いイベントのラストを飾ったのは、自らもG-SHOCKのアンバサダーであるエミネムのライブ。腕に赤いG-SHOCKを着けたエミネムはたっぷり1時間会場を沸かせ、SHOCK THE WORLDの長いイベントは興奮のうちに幕をおろした。
本イベントは今後1年間にわたり、世界各地で開催される。日本でのイベント日程はまだ未定だが、「SHOCK THE WORLD」の特設ページ(参照リンク)でスケジュールが告知される予定だ。
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