六本木に米国生まれの室内ゴルフスクール「GolfTEC by GDO」(3/3 ページ)

» 2012年05月24日 16時00分 公開
[Business Media 誠]
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レッスンは、「なりたいゴルファー像」に向けたカルテ作りから

 レッスンの最初は1時間をかけて「カルテ作り」から始める。どんなレッスンでも、まずはコーチがスイングを見て受講者のレベルを把握し、適切な指示を与えるものだが、GolfTEC by GDOでは「いつまでに、どういうゴルファーになりたいのか」という問診から始める。

 この問診は、「一番気になっている悩みは何か」「コースに出た場合、嫌な思いをしたことはないか」「いつも一緒にプレーしている人で、この人には負けたくないという人はいるか」といった技術的なものから精神的なものまでを聞き出していく。続けて「ウッド」「アイアン」「100ヤード以内のアプローチ」「グリーン周りの寄せ」「バンカーショット」「パッティング」「コースマネジメント」の苦手意識に順位をつけ、1週間にレッスン以外で練習に当てられる時間や、1年後にどのようなゴルファーになるのかという目標を決める。

 さらに、動画によるスイング診断を実施。タイガー・ウッズなど米国のプロゴルファーのスイング動画と比較しながら、理想的なスイングとはどのようなものかを学び、自分のスイングの改善ポイントをコーチと一緒に細かく見つけだしていく。これらを総合して、目標を達成するまでのロードマップ(何を何週間で身につけていくのか)を作成し、達成者は施設の廊下で表彰するという。

GDO タイガー・ウッズとの比較。何がどう違うのかを分かりやすく説明される

 スイング診断やレッスンでのコーチとのやり取りや診断画像は専用の動画として保存し、受講者がいつでもオンライン上で復習できるようにするのもGolfTEC by GDOの特徴の1つだ。体験したうえでの個人的な感想を1つ加えるとしたら、「動画や数値化によってダメ出しされたのと同じ数だけ、コーチがいいところを見つけて積極的にほめてくれた」ということだろうか。ほめて伸ばすというコーチングスタイルも米国流だと感じるのだった。

GDOGDO (左)ストレッチやドリルなどが行えるコンディショニングエリアには動画再生用にiPadを用意(右)ボールやウエアといった小物はスタジオ内でも販売する

GolfTEC by GDO 六本木スタジオ

  • 住所:東京都港区六本木3-7-1 ザ・六本木東京プラザ2F
  • 営業時間:平日 8:00〜22:00/土日祝日 8:00〜20:00(不定休)
  • TEL:03-6682-5600
  • 設備施設:男女ロッカールーム、トイレ、コンディショニングエリア、ラウンジスペース
  • 打席数:5打席
  • レンタル用品:クラブ、シューズ、グローブ
  • 駐車場:建物内に有料パーキング(30分300円)および周辺にコインパーキングあり

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