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» 2012年03月14日 19時39分 UPDATE

バーゼル2012レポート シチズン:動くだけでなく、光で「表現する」Eco-Drive――シチズン (1/3)

光発電システムEco-Driveが進化。2012年のバーゼルでは、光でさまざまな表現を可能にしたコンセプトモデルが出品されている。このほか、ATTESA、EXCEED、CAMPANOLAからも注目の限定モデルが登場している。

[吉村哲樹,Business Media 誠]

 シチズン時計株式会社(以下、シチズン)は、2012年3月8日からスイス・バーゼルで開催されているバーゼルワールド2012にて、2種類のコンセプトモデルと、「ATTESA(アテッサ)」「EXCEED(EXCEED)」を初めとした同社の主力ラインそれぞれの限定モデルを発表した。

光で動くだけでなく光で「表現」する2012年コンセプトモデル

 シチズンは2009年のバーゼルワールド以来毎年、同社独自の光発電システム「Eco-Drive」の技術と、先進的なデザインとを融合させたコンセプトモデルを発表している。今年は、初の女性向けコンセプトモデルとなる「Eco-Drive Nova」(エコ・ドライブ ノヴァ)と「Eco-Drive Luna」(エコ・ドライブ ルナ)の2モデルを発表した。

ay_cit01.jpg 初の女性向けEco-Driveコンセプトモデル。左がEco-Drive Nova、右がEco-Drive Luna。それぞれブラックとホワイトがある

 Eco-Drive Novaは、全体のフォルムこそ腕時計の格好をしているが、フェイスには文字板や針が一切なく、ただ球面ガラスがあるだけ。その内部には特殊な光ファイバーとLEDが内蔵されており、ガラス表面に光の模様を浮かび上がらせることによって時刻を表示する。また、表示されるのは時刻情報だけでははなく、さまざまなパターンの光模様が浮かんでは消え、見る者の目を楽しませてくれる。

ay_cit02.jpg Eco-Drive Nova。不思議な光の模様が浮かび上がってきたかと思うと(左)、今度は針の形に光の形が変わり、時刻を表示する(右)
ay_cit09.jpg Eco-Drive Nova。ブラックとホワイトで印象が異なる
ay_cit03.jpg Eco-Drive Luna。外周部のダイヤが光ることで秒を表示する

 一方のEco-Drive Lunaは、フェイス外周に埋め込んだ60粒のダイヤがLEDによって1秒毎に順に照らし出され、光り輝くことによって秒を表示する。こちらも、これまでの腕時計にはなかった、斬新な贅沢さを実現した時計といえる。

 どちらのコンセプトモデルも、光を吸収するEco-Driveで駆動しつつ、同時に自らも光を発して独自の表現を行う。光の使い方に関するこの斬新な発想を、独自のデザインコンセプトで結晶化させたのが、この2つのコンセプトモデルなのだという。特に、Eco-Drive Novaの表現の斬新さは人目を引く。事実、多くの人がシチズンブース前に展示された同モデルの前で足を止めて、ガラスに浮かんでは消える光の模様に見入っていた。

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