動くだけでなく、光で「表現する」Eco-Drive――シチズンバーゼル2012レポート シチズン(3/3 ページ)

» 2012年03月14日 19時39分 公開
[吉村哲樹,Business Media 誠]
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CAMPANOLA(カンパノラ)の限定モデルは「塵地螺鈿」

 さらに、立体感や奥行き間を強調した個性的なデザインで知られる高級ブランド「CAMPANOLA(カンパノラ)」からは、漆塗りに貝の真珠層を散りばめた「塵時螺鈿(ちりじらでん)」という細工をサブダイヤルに施した300個限定のモデル、その名も「塵時螺鈿」が発表された。このモデル独自の世界観を表現するために、バンドステッチの色や縫い幅にまでこだわり抜いたという。

CAMPANOLA限定モデル「塵時螺鈿」。「塵地」は、平安時代によく使われた蒔絵の技法の一種。金属粉をまばらに撒いた下塗り。「螺鈿」は、貝殻の真珠層の部分をはめ込んだ装飾のことだそう

 発売時期は8月中旬、価格は34万6500円となる見込み。なお、このモデルもほかの限定モデルと同様、Eco-Drive機構を搭載している。シチズンでは今後、CAMPANOLAブランドのEco-Drive搭載モデルを順次拡充していく予定だという。

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