7月24日は、土用の丑の日です。土用の丑の日は、土用(五行に由来する暦の雑節)の間のうち十二支が丑の日のことで、夏だけでなく春夏秋冬にあります。今年は7月24日と8月5日になります。
うなぎは栄養価の高い食材です。皮膚や粘膜を助けるビタミンAや、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンDも豊富に含まれます。
おいしさを引き立てるうなぎの脂には、中性脂肪を低下させる作用のあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのn-3系不飽和脂肪酸も多く、うなぎの蒲焼半身(約80グラム)で1日の摂取目標量がとれます(日本人の食事摂取基準2015)
うなぎといえば、立派なうなぎの蒲焼がのった「うな丼」や「うな重」が代表格です。「土用の丑の日はやっぱりこれ!」という方も多いのではないでしょうか?
名古屋名物「ひつまぶし」は、うなぎの蒲焼を刻んでお櫃に入れたご飯にまぶしたものです。まずはそのままで、2杯目はネギやのり、ワサビなどの薬味を入れて、最後はお茶漬けと、3度おいしい食べ方ですね。
市販のうなぎの蒲焼を買ってきたとき、どのように温めていますか? レンジで温めると硬く、ゴムのようになりがちです。せっかくですから、ふっくら温めたいですよね。
軽くお酒をふりかけてアルミホイルでしっかり包んでオーブントースターや魚グリルで温めると、水分を逃がすことなくふっくら仕上がります。お酒を使うことで、魚のいやな臭みも軽減できます。
クッキングシートに蒲焼を包み、炊飯器で炊き上げたごはんの上にのせ、ふたをしてしばらく蒸らすという手軽な方法もあります。
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