「結婚生活ってどうなの?」と妻に本気で聞いてみた古田ラジオの「婚活を攻略するための10の方法」(3/3 ページ)

» 2014年01月06日 08時00分 公開
[古田ラジオ,Business Media 誠]
前のページへ 1|2|3       

それでも結婚のメリットってあるの?

 それでも結婚するメリットってあるのでしょうか? 恐る恐る妻に聞いてみました。

私: (ビールを注ぎながら)それでも何か結婚のメリットってあるのかな?

妻: 仕事を辞めても、どちらかが働いていればとりあえず生活には困らないっていうのはスゴく大きいと思う。今の時代、大きな会社に勤めていても、いつリストラになるのか分からないし、自分で何かやりたいことが出てくるかもしれない。そういう意味で言うと、結婚したおかげで人生の選択肢が広がったのかも。

私: それは、共働きの大きなメリットだよね。

妻: もうひとつ。お互い仕事をしていると、疲れて遅く帰ってきた時に、部屋の電気がついていて、夕食やお風呂が準備してあるっていうのは、やっぱりありがたい。帰って来てから夕食の支度をしていると、どうしても食べるのが遅くなるし、食費にしても家賃にしても独り暮らしよりも2人で生活したほうが安くなるし。

私: 僕は、お互いの好きな本やCDの貸し借りをしたり、テレビや映画を一緒に見て感想を言い合ったりできるのがいいかなあ。一緒に生活していて、君の影響で自分の考え方が変わっていったり、今までやろうとも思わなかったことをやったりする自分のことが面白いんだ。

妻: そうだね。結婚するってことはお互いに影響しあうってことだから。自分が変化していくことを楽しまない手はないよ。

私: 婚活して良かったと思う?

妻: 良かったと思う。私の友達でも婚活サイトで知り合って結婚した人が何人もいるし、婚活はもう恥ずかしいものではないと思う。ただ、婚活はスタートであってゴールではないってことかな。婚活よりも結婚してからのほうがずっと大変だから。

私: 今後もご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


 今回、初めて妻に結婚生活について話を聞きましたが、自分との認識のギャップに驚かされました。また、専業主婦の問題も単に専業主婦志望の女性を批判すればいいというものではなく、それに代わる新しい結婚生活のモデルを提示できていない、ことが問題かなと思いました。そして、その問題を解決するには、夫婦の認識のギャップを埋めていくこと。そのためには思ったことはとことん理解するまで話し合うことが一番重要なのではないのでしょうか。

今回の婚活で成功する10の方法:

(1)婚活とは就活である

(2)「面接」では会うまでにいかに人間関係を構築するかである

(3)婚活の第一歩は「なぜ結婚したいのか」を考えること

(4)婚活よりも結婚してからのほうがずっと大変(本記事)


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.