コラム
» 2013年07月12日 07時00分 UPDATE

あなたの給料は最低賃金以上? 簡単な確認方法を紹介 (1/2)

仕事を探すとき、誰もが気にするのは時給や給料の額です。では、自分が住んでいる地域の最低賃金額を知っていますか? 簡単な確認方法を紹介します。

[青田滋樹,マネーの達人]
マネーの達人

著者プロフィール:

青田滋樹 株式会社DS交通 代表取締役

兵庫県出身1985年生。中京大学体育学部卒業。

2009年、株式会社DS交通(タクシー会社)を創設。それと同時に経営者としてさまざまな知識を身につけるため、FPの勉強を始める。

2012年にCFP認定者として登録。主に高齢者を対象に、自分自身にあった第2のライフステージをより良く迎えられるように年金相談やリタイヤメントプランを提案・アドバイスをしている。

保有資格:CFP・1級ファイナンシャルプランニング技能士・高等学校教諭一種免許・中学校教諭一種免許・全商簿記1級、損害保険募集人資格及び運行管理者


 おそらく、誰でも人生に1回は求職活動をすると思いますが、あなたは何を基準に職を探しますか? 労働時間帯や仕事内容、労働日数に賃金など、いろいろあると思います。

 ほとんどの人がまず気にするのは賃金だと思います。賃金というものは雇用者(会社)が被雇用者に、労働の対価として支払うものを指します。実はこの賃金にはいくつかのルールがあり、このルールを知っているか否かにより求職の仕方や、今現在働いている人は働き方そのものも変わってくるのではないでしょうか。そこで、今回は「最低賃金法」とういうものを解説します。

地域によって異なる最低賃金

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 「最低賃金法」とは、名前の通り、最低限支払わなければならない賃金の下限額を定めた法律のこと。最低賃金額の表示は時間によって定められています。簡単に言うと「会社は労働者に対して1時間働くにあたり、最低限これだけの賃金を払わないと駄目です」ということです。

 よくバイトの求人広告などで「時給○○○円!」と掲載されているのを見たことがあると思います。この時給にも、最低基準が法律で定められているのです。

 実はこの最低賃金、地域によって差があります。都道府県ごとに設定されているので、47通りの最低賃金があります。(参照:厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」)

 なぜ、地域によって金額が違うのでしょうか? それは、地域によって企業や労働者の数や企業の業績や労働者の生活費も違うので、それぞれに定められているのです。また、最低賃額は随時改定されます。

 ここで、現在の最低賃金額(地域別最低賃金)をいくつか紹介しましょう。今回は3大都市(東京、大阪、愛知)、および最高と最低の賃金額、私の地元である兵庫県を例に紹介します。

最低賃金額

  • 東京:850円 大阪:800円 愛知:758円 兵庫:749円
  • 最高額:850円(東京) 
  • 最低額:652円(高知・島根)
  • 全国加重平均額:749円

 こうして見ると、地域により金額がかなり違います。また、最高額と最低額の差が200円近くもあるので、高知や島根に在住の人が東京に引っ越しして働いたとすれば、最低賃金額が200円も上がることになります。

 違う見方をすると、全国で652円を下回る賃金はないので、求人広告を見るときには時給の金額をチェックしてみるといいでしょう。もし652円(東京の場合は850円)を下回っていたら、最低賃金法違反ということになります。

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