「ファッション」と「携帯電話」への関心の高さをポジショニングしてみました。
ファッションに最も関心の高いグループは「mobage女子」、最も低いのは「Twitter女子」ということになります。また、携帯電話に最も関心の高いのは「mobage女子」、最も低いのは「mixi女子」となりました。「mobage女子」と「GREE女子」はどちらも双方の関心度の高い人の割合が相当数いるようです。
次に「買い物を楽しんでいるか」と「衝動買いの多さ」をポジショニングしてみましょう。
最も買い物自体を楽しいと感じているのは「mobage女子」で、衝動買いが最も多いのが「GREE女子」でした。この2つのグループは、相対的に消費意欲が高いグループと言えそうです。もしかしたらソーシャルゲームのアイテム購入なども、衝動買い率の高い人たちが支えているのかもしれませんね。衝動買いが最も少なかったのは「mixi女子」でこの中では最も堅実な消費スタイルを持っているようです。
周囲の人たちとの関係性を見るために、「周囲の目を気にするか?」を2つの軸でポジショニングしてみました。
「自分が周囲からどう思われているかが気になる」と「周囲から一目置かれたいと思う」は「Facebook女子」以外は相関関係にあります。最も気にしているのは「mobage女子」、最も気にしないのは「Twitter女子」ということになりますが、「Facebook女子」は「周囲からどう思われているかは気にしないが、一目置かれたい」というポジションになっています。このあたり、何となく「Facebook女子」らしい価値観と思えるのは私だけでしょうか?
ここまでさまざまな角度でポジショニングを見て来ましたが、それぞれのグループの違いがご理解いただけたでしょうか?
「facebook女子」「mixi女子」「Twitter女子」の違いはそこそこ明確だったのではないでしょうか。一方「GREE女子」と「mobage女子」の2つのグループは大変似た特徴を持っていることが分かりました。2つ合わせて「ケータイ・ソーシャルゲーム女子」としてポジショニングした方が良いかもしれません。(コプロシステム 商品計画研究所 大久保惠司)
※この記事は、誠ブログ「日本の「ソーシャルメディア女子」を俯瞰してみました。 -データから見るペルソナ図鑑(7)-」より転載しています。
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