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日経平均 | 8385.59円 | ▼62.29円 |
売買高 | 13億8829万株 | − |
売買代金 | 8220億8400万円 | − |
値上がり銘柄 | 340銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1209銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.91% | ▼2.59% |
引き続き米国株は底堅く堅調、日本株は持高調整の売りが続いて軟調
米国株は底堅く、堅調な展開となったのですが、円高傾向が続いていることもあり、売り先行となりました。それでも売られすぎた銘柄に値頃感からの買いが見られるなど底堅さもみられ、いつものごとく方向感に乏しい展開となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も金額は買い越しながらも株数は大きく売り越しとなっているなど方向感が掴み難く、持高調整の売りも多く、上値の重さを嫌気して冴えない展開となりました。中国のCPI(消費者物価指数)の発表を前にいったん売られる場面もありましたが発表があったあとは特に材料視するようなこともありませんでした。
昼の時間帯に東日本で比較的大きな地震があったことから、先物を売り急ぐ場面もみられるなど後場に入ると一段安となりました。ただ、それほど売り急ぐような動きもなく、いったん売られたあとは下げ幅縮小となり、結局大きな動きはなかったという感じでした。個別の銘柄をみても、材料に反応するというよりは持高調整の売り買いがあって、後付的に売り買いの材料を探しているというような雰囲気で、指数の方向感は全くみえないような状況は変りありませんでした。
小型銘柄も見切売りや持高調整の売りに押されるものが多く、買い気の乏しい中で大きく値を下げるものもみられました。二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調というにとどまりましたが、東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は大幅安となりました。先物はまとまった売りが散発的に見られ、朝方から売りが先行する格好となりましたが、売り一巡感から底堅さがみられると買戻しを急ぐ動きもあり、下げ幅縮小となりました。指数を大きく動かす、あるいは方向付けるというようなこともなく、目先の売り買いが中心となっていました。
明日のオプション・先物の一部のSQ(特別清算指数)算出ということも影響があったのか、相変わらず持高調整の売りが多いという印象でした。例年、年が明けてからいったん上値を試してから持高調整の売りに押されることも多いのですが、今年は年末から全く盛り上がりに欠ける展開が続いており、まだまだ方向感に乏しい展開が続きそうです。為替が円高傾向にあるうちは依然として上値の重い展開が続き、米国市場の影響なども少なく、方向感に乏しい動きが続くものと思います。
転換線に押さえられるように再度下値を試す動きになっています。RSIは上昇が続いて上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの下落が続いて下値余地もあり、方向感の見え難い展開となっています。雲や基準線を抜けてくるのはまだもう少し時間がかかるのでしょうが、下値を試しつつも底堅さはみられるものと思います。
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