− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 8488.71円 | ▼71.40円 |
売買高 | 12億5542万株 | − |
売買代金 | 7097億2200万円 | − |
値上がり銘柄 | 414銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1144銘柄 | − |
騰落レシオ | 111.39% | ▼8.65% |
米国株は底堅く堅調だが、円高傾向が続いていることもあり閑散のなか手仕舞い売りに押されて軟調
米国市場は引き続き底堅い堅調な展開となったのですが、円高傾向が続いていることもあり、売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となって戻りの鈍い、上値の重い展開となりました。昨日の大幅高の反動もあり、上値の重さを嫌気して手仕舞い売りに押されるものも多かったのですが、売り急ぐようなこともなく指数はいつものように小動きとなりました。決定的な売り材料が特にみられなかったことや幕間つなぎ的に買われるものもあり、底堅さもみられました。
昼の時間帯も売り物がちとはなったのですが、大きく下押すこともなく閑散小動きという状況が続きました。ただ、戻りの鈍さに嫌気した手仕舞い売りなどに押されて指数も徐々に下押し、下げ幅拡大となる場面もありました。それでも8500円の節目とみられる水準を下回るところでは売り急ぐこともなく、底堅さもみられ、最後は買戻しも入って下げ幅を若干縮小しての引けとなりました。相変わらず海外市場動向に振らされて始まった後は小動きとなっており、目先筋の値動きの良し悪しだけでの売り買いが中心となっているものと思います。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されて軟調となるものが多かったのですが、幕間つなぎ的に物色されるものもあり、総じて底堅い堅調な展開となりました。二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅高、東証マザーズ指数はほぼ横ばい、ジャスダックTOP20は軟調となったものの主力銘柄ほどの下げとはなりませんでした。先物は引けを意識し始める時間帯にまとまった売りがみられる場面もありましたが、その他の時間帯にはまとまった売り買いもほとんどなく、相変わらず指数を動かすことも方向付けるようなこともなく目先筋の売り買いが中心となっていたようです。
指数の値動きは相変わらず小さく、海外要因で高く寄り付く、あるいは安く寄り付いた後は方向感に乏しい展開が続いています。「寄り付き勝負」という感じで寄り付きの売り買いが終わるとあとは目先の持高調整だけというような感じです。為替への反応も鈍くなっており、特にユーロへの反応は鈍く、経済指標や中国などの経済指標にも反応することもなく、小さな値動きが続いています。円高傾向が止まるということになれば、買戻しを急ぐ動きも出てくるのでしょうが、日本独自の為替・金融政策もみえず、まだまだ海外市場次第とい言う展開が続きそうです。
雲に押されるように再び基準線まで下落となりました。RSIは中途半端な位置で上昇気味でありストキャスティックスも若干上値余地もあるのですが、雲の中での動きが続きそうです。遅行線が日々線に絡むところであり、ここで軟調となると再度下値を試すことになりそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング