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» 2011年12月15日 15時30分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:米国株安や商品相場安、ユーロ安を受けて大幅下落 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 8377.37円 ▼141.76円
売買高 15億4423万株
売買代金 9431億5800万円
値上がり銘柄 227銘柄
値下がり銘柄 1369銘柄
騰落レシオ 90.36% ▼10.98%

日経平均

信用収縮的な動きが見られ、米国株安や商品相場安、ユーロ安を受けて大幅下落

 米国株が大幅安、ユーロや商品相場も軟調となったことから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となっても戻りは鈍く大幅安となりました。ただ、心理的な節目とみられる8400円水準を意識して底堅く、日銀のETF(上場投資信託)買い期待もあって売り難いという状況で底堅さはみられました。いつものことではあるのですが、積極的な売り買いに乏しく、指数は方向感のない展開となりました。

 後場も方向感に乏しい展開となりました。8400円を意識するところではさすがに底堅さもみられるのですが手仕舞い売りや見切売りも多く戻りも鈍い状況が続きました。戻りの鈍さを嫌気して売り急ぐ動きも、底堅さを確認して買戻しを急ぐような動きもみられず、目先の値動きの良い銘柄を買って値動きの悪いものを売るという動きはみられるものの、相場全体の方向感を持っての売り買いはみられませんでした。引けを意識する時間帯からは日銀のETF買いが期待されたほどではなかったということで見切売りも嵩んで下げ幅拡大し、安値圏での引けとなりました。

 小型銘柄も値動きの悪さから見切売り、手仕舞い売りに押されるものが多く、大幅下落となるものも目立ちました。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅下落、二部株指数と日経ジャスダック平均は軟調となりました。先物は相変わらず方向感を持ったまとまった売り買いには乏しく、散発的にみられるまとまった売り買いでも指数を動かすことも方向付けるようなこともありませんでした。目先の10円を取るのに汲々としているような雰囲気で、方向感に乏しい中で右往左往し、最後は見切売りに押されて下値を試す格好となったということなのでしょう。

 特に売り急ぐということでもなく目先の値動きの悪さに嫌気して見切り売りが嵩むというような展開となりました。経済指標などへの反応も鈍く、海外市場の動向に反応した後は目先の需給要因だけの動きという感じです。相場全体の方向感はなく、海外が軟調であれば売られ、堅調であれば買われというような展開となっています。本日は8400円を割り込むところまで売られたことで、今度は8500円〜600円水準の節目を上値にして下値を試すことになりそうです。8200円〜300円水準を下値に、8500円〜600円水準を上値にしたもみ合いとなってしまうのかもしれません。

テクニカル分析

日経平均

 基準線をあっさりと割り込んでしまいました。RSIは方向感はなく、下落となりそうですが、ストキャスティックスは逆に底値圏になってきており、下値を試しつつ戻りも鈍いが底堅いような、基準線に絡みながら下値模索のもみ合いとなるのだと思います。

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