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» 2011年12月15日 08時02分 UPDATE

ニッポンの紛争地帯をゆく:フジテレビをデモる人が狙う、“次の標的”ってどこ? (1/6)

抗議デモを「参加者目線」でレポートしていく本連載。今回は最近の“デモブーム”の火付け役ともなったフジテレビ抗議デモに密着した。今夏にお台場をシュプレヒコールとともに席巻したあの人々は、今どうしているのだろうか。

[窪田順生,Business Media 誠]

ニッポンの紛争地帯をゆく:

 東電、九電、フジテレビ……Twitterやブログで呼びかける大規模デモが増えている。「革命」が起きたエジプトやロンドン暴動でも同じSNSが果たした役割は大きい。

 「国際平和に関する調査2011」によると、「日本は平和ではない」と答えた人は半数以上の54.4%。「平和である」という答えた人々は昨年より16.7ポイントマイナスとなった。東日本大震災や原発事故の影響は否めないが、多くの日本人の「平和ボケ」がゆらぎ、いよいよ国内でも「暴動」や「テロ」が起こるのではと感じていることの証だろう。

 そこで現在、日本各地の「暴動の前兆」ともとれるデモ、抗議に足を運び、背景や当事者らの声をもとに今、ナニが日本社会の問題点となっているのかをリポートしていく。


 今年の夏、俳優で宮崎あおいさんの夫である高岡蒼甫さんがTwitterで、フジテレビが「韓流」に偏向していると批判したことがきっかけで一気に火がついたフジテレビ抗議デモ。最大時は3500人規模にも膨れ上がり、CMスポンサー企業にまで飛び火をするなどし、大きな話題になったのでまだ記憶に新しいだろう。

 とはいえ、ここ最近はとんと話題にあがらない。

「独島守護天使」と呼ばれ、反日発言をしていたということで、デモ隊のみなさんが攻撃していたキム・テヒさんの主演ドラマ『僕とスターの99日』もやっていることだし、なんかもうちょっとこうヤイのヤイのと騒ぎになってもいいような……。

 と思っていたら、タイミングよく休日の銀座で「フジテレビデモ」が催されるというので、さっそく現場に行ってみた。

yd_kubota1.jpg 参加者のプラカード。確かにこれは一理ある
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