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» 2011年10月11日 16時30分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:盛り上がりに欠けるが大幅高 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 8773.68円 △168.06円
売買高 15億6644万株
売買代金 1兆1028億0600万円
値上がり銘柄 1272銘柄
値下がり銘柄 315銘柄
騰落レシオ 93.46% △2.13%

日経平均

3連休中に米国株が大幅高となったことを受けて買いが先行、盛り上がりに欠ける展開ながらも値持ちは良く大幅高

 3連休中に欧州金融不安が一段落、解決の兆しが見られたことや米国雇用統計が予想を上回り景気鈍化懸念も薄れたことなどから欧米株高を受けて買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も買い越しと伝えられたことから寄り付きの買いが一巡となった後も堅調な地合いが続きました。上値を買い上がるような動きもなかったのですが、手仕舞い売りを急ぐでもなく、大幅高水準で盛り上がりに欠けるなかで値持ちの良い展開となりました。

 後場も引き続き堅調な地合い、大幅場高水準で小動きとなりました。朝方買われていたものの中には値を消すようなものも見られたのですが、特に売り急ぐような動きもなく、値持ちの良い展開が続きました。ただ、物色対象も絞り切れず、テーマ性で買われるようなものも少なく、売られ過ぎの修正ということで盛り上がりに欠ける展開となりました。買い気のみえないなかでは指数の値持ちは良かったのですが、最後まで盛り上がらず方向感に欠ける展開となりました。

 小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、特に理由のないなかで手仕舞い売りに押されたり、ちょっとした買いで値を飛ばすようなものもみられました。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅高となりましたが、二部株指数と日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値も限られていました。先物は朝方はヘッジの買い戻しなどもみられましたが、まとまった売り買いは少なく、午後になってまとまった手仕舞いの売り買いはみられたのですが、指数を大きく動かすこともなく、狭い範囲で方向感に乏しい展開でした。

 非常に狭い値幅での動きとなりました。欧州金融不安や米国や中国などの景気鈍化懸念も一段落となったのですが、まだまだ疑心暗鬼ということのようです。節目とみられる8800円〜900円水準にかかってきており、ここから上値を買い上がるには底入れ感が強まるだけの確証、つまり、これ以上円高にならない、とか、景気鈍化は本当に懸念することがない、というような指標やコメントが欲しいということなのでしょう。欧米株がさらに大きく上昇となるようであれば、さらに底入れ感が強まると思います。

テクニカル分析

日経平均

 基準線を抜けて来ました。遅行線が日々線の上昇に合わせて上昇となっており、またRSIもストキャスティックスも上昇が続いて上値余地もあり、基準線のサポートを確認しながら遅行線が日々線に押されるまで戻りを試すことになるのでしょう。

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