10人のレビュアーにはそれぞれ違った個性がある。例えば、ゲームオタクの藤川さん、セクシー路線で攻める美月さん、ギャンブル好きの砂岡春奈さん――といった具合だ。
競馬やパチンコ、パチスロなどのギャンブルが大好きだという砂岡さん。勝敗にこだわるよりも、馬の美しさやパチンコの演出の面白さに注目するというような“女性の視点”をアプリのレビューにも生かしているという。そんな彼女が一押しするAndroidアプリは「Enjoy!競馬」。「競馬アプリの多くは収支予想をするためのものですが、このアプリは自分が応援する馬の様子が見られるという点が面白く、とても気に入っています」と砂岡さんは話す。
しかし、得意分野によってレビューの担当が決まっているわけではない。「レビューするアプリはかぶってもいいルールなんです」と藤川さんは言う。「1つのアプリでも、レビュアーによって受け取り方やレビューの書き方は違います。ユーザーさんには、サイトを利用していく中で各レビュアーの個性を感じてもらい、より一層レビューを楽しんでもらえたらと思っています」
アンドロイドールはバナー広告や記事広告で収益を上げているが、今後はサイト内でユーザーがアプリを自作する際に使える、キャラクターや芸能人の写真フレームなどを有料化していくことで、更なる収益化を目指すという。
7月1日にはサイト内通貨「ドールポイント」を導入。ポイントを購入することで、写真フレームなどと交換できる仕組みだ。ポイントは10ドールポイント=105円で購入できるほか、無料会員に登録してユーザー投稿レビューを書いたり、自作アプリを作成することによってもポイントを獲得できる。
また、今後は「レビュアーのアイドルたちがプロデュースするAndroidアプリの制作・販売によって、更なる収益化を目指していきたい」(一森さん)という。
アイドルたちはそれぞれ芸能事務所に所属しており、プロモーションの一環としてレビュアーを無償で引き受けている。ヴィーナスブロードキャストは今後、多くの人に注目されるアプリを作るためにも、レビュアーのアイドルたちの更なる認知度向上を目指していく。
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