雇用統計の発表や手仕舞い売りが嵩んで軟調な展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年07月11日 08時32分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(10045円)である10000円台半ばの水準が下値目処となりそうです。その水準を下回るような状況であれば9900円台半ばまで下落となるのでしょう。上値は安く寄り付けば10100円台前半が目処となり、その水準を抜けると10100円台後半が目処となるのでしょう。

本日の注目点

◇6月のマネーストック(日銀、8:50)

◇6月の消費動向調査(内閣府、14:00)

◇7月のESPフォーキャスト調査(経済企画協会、15:00)

◇6月の工作機械受注実績(速報値、日本工作機械工業会、15:00)

◇日銀金融政策決定会合(12日まで)

◇3−5月期決算:東宝(9602)

◇海外4−6月期決算:アルコア

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り   990万株

買い  1090万株

(金額ベースも不明)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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