ギリシャ問題からの金融不安が薄れて堅調な展開が続く清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年06月30日 08時38分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9800円台半ばが節目となり、上値目処となりそうです。9800円前後も節目となりますが、下値は9700円台後半となりそうです。9700円台後半で下げ止まらないと9700円台前半まで下落となりそうです。

本日の注目点

◇対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕(財務省、8:50)

◇5月の建設機械出荷額(日本建設機械工業会、12:00)

◇5月の自動車生産・輸出実績(自工会、13:00)

◇マツダの新型「デミオ」発表会(13:30)

◇5月の住宅着工戸数(国交省、14:00)

◇5月の建設工事受注(国交省、14:00)

◇2011年1−3月期の民間企業資本ストック速報(内閣府、15:00)

◇6月の為替介入実績(財務省、19:00)

◇5月期決算:日本オラクル(4716)

◇3〜5月期決算:しまむら(8227)、ユニー(8270)

◇6月の独失業率

◇6月のユーロ圏インフレ率

◇米新規失業保険申請件数(週間)

◇6月のシカゴ購買部協会景気指数

◇米連邦準備理事会(FRB)、量的緩和第2弾(QE2)として実施してきた

◇米国債の買い入れ終了

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1600万株

買い  2340万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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