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日経平均 | 10311.29円 | △1.51円 |
売買高 | 20億2151万株 | − |
売買代金 | 1兆3563億5800万円 | − |
値上がり銘柄 | 805銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 690銘柄 | − |
騰落レシオ | 147.06% | ▼6.29% |
米国市場や為替動向への反応は鈍く、相変わらず方向感のない展開
米国市場は軟調となりましたが、円安気味となり、シカゴ市場(CME)の日経平均先物は堅調ですが外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は売り越しと伝えられるなど相変わらず強弱間が入り混じるような展開で小動きとなりました。決定的な売り材料も買い材料もなく、まとまった持高調整、売り買いが偏ったような持高調整の売り買いも見られず、昨日買われたものが売られ、売られたものが買われるといったような展開で指数は狭い範囲での動きとなりました。
後場も銀行株が一段と買われ、総じて買い直す動きも強まったような印象となったのですが、特に材料視されるようなものもなく買いは続かず上値も重くなりました。同じ業種内でも高安まちまちとなるものも目立ち、相変わらず売りにしても買いにしても「材料不足」で目先の値動きに連れての動きが主体となり、値動きの良い銘柄の材料を探して売り買いしているような感じでした。買われたものが売られ、売られたものは買われたのですが、最後まで買い切る動きも、売り叩く動きもなく、小動きとなるものが多く見られました。
小型銘柄には買いが集まって大きく上昇するものも見られました。スマートフォン(高機能携帯電話)のコンテンツ(中身)関連などが話題性から買われて大幅高となるものも見られ指数を押し上げました。東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均も堅調となり13日連騰となりました。先物は後場に入ってまとまった買いが入る場面もありましたが、追随する動きもなく、指数を押し上げる場面はあったものの、しっかりと方向付けるような動きにはなりませんでした。
毎日同じコメントを述べているような感じですが、本日も大きな動きはなく、方向感のない展開となりました。もう少し過熱感を冷ますように押し目を確かめるような動きもあるかと思ったのですが、指数が底堅いこともあって、買い気も出てきているのかもしれません。小型銘柄、新興市場の銘柄も値動きの良いものも見られ指数も底入れ感が強まっており、出遅れ銘柄と思っていたものがいつのまにか出遅れでなくなっているような感じです。今後も米国個人消費、クリスマス商戦が芳しくない、と言うことがなければ、円高に振れる懸念が薄れ、もう少し強気になって来るものと思います。
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