社会風刺的なデザインも、登場した。日本だけではなくヨーロッパも、あちこちで禁煙化が進んでいる。「煙草を吸えない場所が多すぎる、と思う人は、小さな喫煙スペースが自分つくれるよ」というのは喫煙スペースマット。もちろんジョークアイテムだが、自由な発想が新鮮。
これをデザインしたのが「Loony design」(ドイツ)。やはり障害者の工房と組んで、ユニークなデザインプロダクトを発表している。
技術の転用に注目するデザイナーもいる。これはサンドブラスト(砂などの研磨材による加工)の技術を木材に応用したもの。デザインパターンを起こし、サンドブラスト加工を掛け、木目を浮かび上がらせる。精密で彫刻のような表現が可能だ。Kai Linke氏のデザイン。「ただし手がかかりすぎて、高価になってしまう。量産で実用化できる工場がないんです」と嘆く。
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