社会とつながるデザイン――ドイツの生活用品見本市「テンデンス」(2/4 ページ)

» 2010年11月15日 08時00分 公開
[本間美紀,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

 フェアトレードも会場で何度も耳にした言葉だ。オランダの「UNSEEN(アンシーン)」は、インド、南アフリカ、ベトナムなど、工芸の技術に特化した地域と組み、プロダクトを開発している。今年で創業3年目。ケルン国際家具見本市でも、高い評価を得ている。

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 オランダのデザイナーが参加し、ダッチデザインと社会活動が一体となったプロジェクトで、ピート・へイン・イーク氏も参加デザイナーの1人。ベトナムで作ったバスケットなどを発表した。

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 自然の石を模したカーテンやクッションは、河原をイメージ。リアルなデザインに驚く。

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 竹や羊毛など、材料もできるだけ地元産業のものを使い、無駄なエネルギーを消費しないようにしているという。これも製品デザインの1つの役割といえる。

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