円高一服で堅調な展開か
12月の電気自動車(EV)発売を控え、普及への基板整備に取り組む。横浜市で始まる国内最大規模のスマートグリッド(次世代送電網)の実証実験に参加し、EVに搭載する蓄電池を住宅の電源に再利用するシステムの確立などを目指す。
2012年にも中国でハイブリッド車(HV)を現地生産する方針。HVを海外生産するのは始めてで、世界最大の自動車市場となった中国で今後HV市場の拡大が見込まれることから現地生産でコストを引き下げる。
大手英国銀行の開発金融部門を買収する。欧州・中東・アフリカ向けのインフラ融資を中心に貸し出し資産を買い取ると同時に、営業部隊を引き継ぐ。
家電量販店で電気自動車(EV)を売り出す。ヤマダ電機(9831)、ビックカメラ(3048)と連携し、それぞれの店舗でEVを転じ販売したり、注文を取り次いだりする。自動車大手が家電ルートで新車を販売するのは初めてで、家電量販店の集客力を活用し、自動車販売店に足を運ばない購買層を開拓する。
グループ会社がはんだ付けができるアルミニウム電線を開発した。これまで一般的だった銅製の電線に比べ約4割軽量化しつつ、アルミの課題だった耐食性を向上させた。携帯用の電子機器や自動車部品向けなどとして用途開発を進め、年内の発売を目指す。
米電気自動車ベンチャーと資本提携する。1月にはリチウムイオン電池供給で合意しているが、電機自動車用電池の共同開発に取り組み、次世代の電機自動車向け電池も優先的に供給する。
売り 2080万株
買い 2940万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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