− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9387.03円 | △9.65円 |
売買高 | 17億3669万株 | − |
日経平均先物 | 9410円 | △50円 |
売買代金 | 1兆2413億円 | − |
TOPIX | 817.76 | ▼0.18 |
値上がり銘柄 | 670銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 350.91 | ▼0.65 |
値下がり銘柄 | 804銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1159.71円 | ▼1.19円 |
変わらず | 169銘柄 | − |
騰落レシオ | 75.83% | ▼4.24% |
米国株高に加え、円高一服、好決算発表も多いが冴えない展開が続く
米国市場は堅調、為替も円高一服となったことから、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後はじりじり円安となったにもかかわらず上値の重い展開となりました。円高一服となったにもかかわらず円安メリット銘柄などの動きも鈍く、持高調整の売りに押され上値も限定的となりました。好決算を発表、業績の上方修正に素直な反応となる銘柄も見られましたが、物色対象が広がるということもなく、指数の上値が重くなりました。
後場に入ると業績動向や為替に関係のないような展開が広がり、持高調整の売りに押されるものも多く見られました。為替は一段と円安に振れる場面もあったのですが、目先の需給に振らされる格好で商社株や金融株が売られ軟調となりました。特に売り急がなければならない理由もなかったのですが、持高調整の売り買いが見られる中で、目先の値動きの悪さから見切り売りが嵩んで指数を下押すこととなったものと思います。一日を通してみても昨日までと同様に方向感のない展開でした。
小型銘柄は値動きの悪さから見切り売りが嵩み軟調となりましたが、日経ジャスダック平均は売り飽き気分もあって底堅い小幅の下落に止まりました。東証マザーズ指数も軟調でしたが、買い手控えられる中で小口の売りに押されたものと思います。先物も後場に入ってまとまった売りが出て、指数を下押す場面もあったのですが、その他はまとまった売り買いも散発的で大きく指数を動かすような動きはありませんでした。
ようやく円高一服となったのですが、反応は鈍く、指数は冴えない展開となりました。円高一服といってもまだまだ「円高」という水準であり、素直に喜べないことはわかるのですが、それにしても反応は鈍い感じです。為替の動きだけではなく、決算や業績動向への反応も、悪材料には敏感に反応するのですが、好材料への反応は鈍く、米金融緩和の内容がはっきりするとか、日本でも政策の方向性がはっきりとするまでは方向感は出ないのかもしれません。
相変わらず動きは鈍く、転換線に上値を押さえられて小動きとなりました。それでも、RSIもストキャスティックスに続きそろそろ底値圏になってきており、ちょうど雲のねじれの日柄であることもあり、ここから反発となって来る可能性もありそうです。明日の相場で寄り付きが堅調、あるいは為替が円安に振れるようであれば戻りを試す展開となって来るかもしれません。
ストキャスティックスに続きRSIも下落となり、底値圏に近くなりました。遅行線が日々線の戻り高値と同じ日柄にあり、ここから「天−底」一致の形で戻りを試す動きとなってくるかもしれません。薄い雲を目指す動きとなって来るのでしょう。
下値を確認した格好にも見えます。転換線を抜けて、転換線がサポートとなるのかどうかというところですが、RSIもストキャスティックスも上昇が始まったところであり、下落が続く基準線までの戻りは期待できるのではないかと思います。
円高一服を好感する動きに
昨日の引け後に北米や日本で主力車種の販売が想定以上に好調で2010年4−9月期の連結業績の大幅な上方修正となったことを発表、円高一服となったことで素直に好感する買いが入り大幅高となりました。
昨日の引け後に発表した2010年4−9月期決算で純利益が前年同期比10%増となり、2011年3月期通期も上方修正となったことが好感され、買い気配から始まり大幅高となりました。
2010年4−9月期の連結純利益が新興国での資源・エネルギーの需要増や、東南アジアでの自動車事業の拡大などが収益を押し上げ、前年同期比89%増になったもようだと新聞で報じられ、通期業績の上方修正期待も高まり、堅調となりましたが後場から持高調整の売りに押されて軟調となりました。
円高一服を好感して買い先行となったところで、前場の取引時間中に2010年4−9月期連結決算の上方修正を発表、通期業績も好調な見通しを発表したことが好感されて一段高、後場に入って持高調整の売りに押されて上げ幅縮小となりましたが、堅調となりました。
2010年4−9月期の連結営業利益が従来予想の22%増から一転減益、前年同期比1割減となったようだと新聞で報じられ、嫌気した売りに押されて軟調となりました。
米国市場で鉄鋼株が原材料高から芳しくない決算を発表、連れて軟調な地合いとなり、後場に入ってからの業績発表も市場予想を下回り、嫌気した売りに押されて下げ幅拡大、最後まで戻り切らずに軟調となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング