SQ後の動きに注目
それぞれ電気自動車や家電品に不可欠なモーターを従来の主力材料のレアアース(希土類)を使わずに作る技術を相次ぎ開発した。日立は酸化鉄で実用的なモーターを試作、2年後に製品化を目指す。帝人は鉄と窒素を使った材料を開発、高性能モーターに応用する。
中国で土壌浄化事業に乗り出す。中国では土壌汚染対策の法律制定に向けた動きが進んでおり、先行して拠点を整備、日本で培った土壌処理技術を生かして需要を取り組む。
タイからの自動車部品輸出を拡大する。自動車の生産基盤が整うタイは、品質の高い部品を安く調達でき、日産はタイ製部品を世界15カ国の工場で活用する方針で、日本に次ぐ部品供給拠点に位置付ける。
石油メジャーが欧州や北米など19カ国で展開するガソリンスタンドの情報システムについて、運用・管理業務を受託した。給油管理やPOS(販売時点情報管理)、カード読み取り機などの管理や保守を手掛ける。
米社と共同で半導体の回路線幅を20ナノメートルまで微細化できるフォトマスク(回路原板)の量産技術を確立した。受注次第、量産に入る。
中小企業を対象とした会計や決済などの業務効率化支援で提携する。中小企業の生産性の向上を後押しするため、インターネットに接続できるカシオの電子レジスターを三井住友銀行の顧客の中小企業に販売し、決済サービスも併せて提供する。
売り 1200万株
買い 2050万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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