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日経平均 | 9301.32円 | △187.19円 |
売買高 | 14億8629万株 | − |
日経平均先物 | 9290円 | △190円 |
売買代金 | 1兆0353億円 | − |
TOPIX | 838.71 | △15.01 |
値上がり銘柄 | 1460銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 378.28 | △8.17 |
値下がり銘柄 | 116銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1181.01円 | △6.33円 |
変わらず | 80銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.24% | △7.75% |
週末の米国株高を受け、売られ過ぎの修正もあって大幅高
週末の米国市場が大幅高となったことから、買い先行となりました。為替が円高気味ということに加え、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も若干売り越しと伝えられたことから、買い気配から始まるものも少なく、総じて堅調ながらも上値の重い展開となりました。日経平均も節目と見られる9200円水準で上値も重く小動きとなりました。ただ、値持ちの良さを好感するように、打診的な買いや買戻しを急ぐ動きもあり、小動きながらも強含みの値持ちの良い展開が続きました。
後場に入っても値持ちは良かったのですが、積極的に買い上がるだけの材料もなく、為替にも大きな動きはなく上値も限定的となりました。一段高となる場面もあったのですが、持高調整の買いが入って押し上げるだけで、追随して買い急ぐような動きもほとんどなく、大幅高の割には盛り上がりに欠ける展開が続きました。円高気味にもかかわらず、売られ過ぎの修正もあってハイテク銘柄や機械株など輸出関連銘柄も高く、逆に持高調整の売りに押されて食品株や電鉄株の一角などディフェンシブ銘柄や内需株に軟調なものが見られました。
小型銘柄も売り物薄の中、小口の買いに大きく上昇するものも見られて東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均は買い気に乏しく小幅高に止まりました。先物は前場はまとまった売り買いも散見されて、指数を押し上げるような場面もあったのですが、後場に入るとまとまった売り買いはほとんど見られず、手仕舞いの売り買いで指数が振らされるものの大きく方向感を出すような場面はありませんでした。
米国経済指標も決して悪いものではないということが示され、景気回復鈍化懸念は薄れたものと思います。ただ、日本市場では円高気味であることで、売られ過ぎの修正は見られても先行きに対する安心感や見通しの明るさからの下振れ懸念が薄れたと言うことでもなさそうです。ただ、「思ったほど悪くはないのではないか」と言う見方も徐々に強まって来ており、為替に落ち着きが見られる、あるいは円安に振れるような動きが見られれば底入れ感も強まってくるものと思います。
基準線水準まで一気に戻りました。寄り付きが高かったことから、強含みの展開となって来そうです。8月末=先週初めの高値水準でもあり、また、25日移動平均線の水準でもあり、節目を抜けかかっているということでしょう。ここで堅調な地合いが続けば「ダブルボトム(毛抜き底)」が確認されたと見てもよく、少なくとも日々線が雲に上値を押さえられる水準までは戻りそうです。その水準から遅行線が日々線を抜けるのかどうかが注目されることになりそうです。
基準線を一気に抜けて来ました。RSIもストキャスティックスも上値余地があって上昇が続き、遅行線が日々線に、日々線が雲に上値を押さえられるにはまだ上値余地もあり、基準線のサポートを確認しながら強含みの展開が続きそうです。ただ、8月末の高値水準を抜け切らないと底入れ感が強まらないのだと思います。
基準線に押さえられて上値の重い展開が続いています。底堅さは見られるのですが動きはありません。RSIやストキャスティックスも高い水準ではないのですが、底値圏ということでもなく、方向感が見えません、底堅さも確認されつつあり、基準線を抜けて来るのではないかと思います。大きく下落となってもストキャスティックスやRSIが底値圏となり、すぐに反発は期待できそうです。
売られ過ぎの反動もあって大幅高
総じて堅調となる中で売られ過ぎの反動から引き続き買い先行となりました。高機能携帯電話(スマートフォン)用DRAMの需要が急増しており、好材料とされるとして国内証券が投資判断を最上位としたことも好感されて大幅高となりました。
先週末の引け後に発表された2011年1月期通期の連結業績が従来予想を上回ったものの、下期(2010年8月から2011年1月)に関しては下方修正となることが嫌気されて売られ、大幅安となりました。
インドで四輪車の新工場を建設すると新聞で報じられ、生産能力増で急拡大するインド市場での需要取り込み、シェア確保が期待されるとして好感されて買われ、堅調となりました。
米国での景気回復鈍化懸念が薄れたことで、景気敏感銘柄を買い戻す動きとなり、反動でディフェンシブ銘柄として利益確定売りに押される展開となりました。
最後は下げ渋りとなりましたが、一時大幅下落となりました。特に材料の無い中で、民主党党首選に絡んだ思惑で買われ、値動きの良さだけを頼りに上昇していたことから、上値の重さが確認されると一気に手仕舞い売りに押される展開となって売られました。
景気敏感銘柄が買われる中でディフェンシブ銘柄として嫌気され、値動きが悪くなると、10月からの販売価格引き上げによる業績悪化懸念が取り沙汰されて売られる場面もありましたが、指数の上昇に連れて切り返しました。
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