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日経平均 | 9570.31円 | △33.01円 |
売買高 | 17億4836万株 | − |
日経平均先物 | 9560円 | △30円 |
売買代金 | 1兆1293億円 | − |
TOPIX | 850.69 | △1.19 |
値上がり銘柄 | 642銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 393.67 | ▼4.81 |
値下がり銘柄 | 854銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1218.27円 | ▼3.63円 |
変わらず | 163銘柄 | − |
騰落レシオ | 80.03% | △2.88% |
米国経済指標に好転するものが見られたが、先行き懸念は根強く、上値は重いが改めて好決算を織り込む展開
週末の米国市場が底堅い堅調な展開となったことや経済指標に好転するものが見られたこと、また、週末の日本市場が大幅下落となった反動から買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も株数ベースでは買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後も好決算を発表しながらも売られすぎた銘柄に買戻しなどもあって一段高となりました。株が買われると為替も円安方向に振れるような場面もあり、改めて好調な決算を織り込むように堅調な地合いが続きました。
後場も堅調な大幅高の始まりとなったのですが、目先筋の買いが一巡したところで先物へのまとまった売りが出ると利益確定売りや見切売りを急ぐ展開となり、上げ幅縮小となりました。好調な業績を織り込む状況であるだけに下値をむきになって売るような動きはないのですが、相変わらず目先の需給に振らされる相場となっており、利益確定売りや見切売りがちょっと出ると押し目を拾うというよりは追随する動きとなってしまうようです。世界的に景気の先行きに懸念が強いと言うことで最後まで買い切れないということなのでしょう。
小型銘柄は見切り売り、手仕舞い売りに押されるものが多く、東証マザーズ指数は大幅下落となり、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は朝方はまとまった買いが見られ、後場に入るとまとまった売りが見られましたが、まとまった売り買いに指数が振らされる場面は見られても方向付けるような動きはなく、あくまでも目先筋の売り買いが中心となっていたものと思います。
決算動向に反応しているようで実のところは目先の需給に振らされているという感じです。市場全体の方向感はなく、個別に反応してはいるものの物色の広がりなども見られず、どうしも目先の動きばかりが気になってしまうようです。為替も株価を見ながら動いているようでもあり、円高になれば株が売られ、株が売られれば円高になり、株が買われれば円安になり、円安になると株が買われるというように為替と株のどっちが先に動いたというよりもお互いに動きを見ながら動いているようです。
先週末の下げ分を取り戻すかのような場面も見られましたが、最後まで買い切れないという状況です。基準線や転換線を意識して底堅さも見られるのですが、遅行線が日々線を意識して上値が重くなっています。遅行線が日々線を抜けて来るのかどうかが注目されますが、RSIは上値余地がありながら調整を示唆、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、まだ基準線や転換線のサポートを確認するような底堅いが上値の重い展開が続くものと思います。
転換線にサポートされながらも上値の重い展開となっています。RSIは中途半端な位置で方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏で上値余地もあるのですが下落を示唆しており、いったんは基準線や転換線のサポートを確認して底堅いのでしょうが、遅行線が日々線に上値を押さえられて調整となりそうです。
基準線に上値を押さえられながら下値を試す動きが続いています。底値圏でのもみ合いの範疇と見られますが、底堅さも見られません。RSIやストキャスティックスは上値余地がありながらも上昇が止まった形であり、まだまだ下値を試す展開が続きそうです。大きく下押すような場面では底堅さも見られるものと思います。
好決算を見直す展開で大幅高
先週末の引け後に発表した2010年4−6月期決算は純利益が前年同月比36倍と四半期ベースで過去最高となったと発表。下期は国内エコカー補助金の終了など不透明要因も多いのですが、好決算に反応して大幅高となりました。
買い気配から始まり大幅高となりました。先週末に2010年4−6月期の決算を発表。2010年4−9月期の連結最終損益が従来予想を大幅に上回る見通しとなったことが好感されました。
DRAM価格のピークが2010年10−12月との見方は変わらず、今後株価が調整を織り込むものとして外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げたことから、売られ大幅安となりました。
市場では好決算発表を素直に織り込む展開となっていますが、先週29日に決算を発表、好決算を織り込んで先週堅調となっていたことから利益確定売りに押されて軟調となりました。
先週末の引け後に2010年4−6月期の決算を発表。純利益が前年同月比93%増となりましたが、予想ほど改善しなかったことが嫌気されて見切売りが嵩み、大幅下落となりました。
昼の時間に2010年4−6月期決算を発表。最終損益が前年同期の赤字から黒字に転換したことが好感されて堅調となりました。朝方から好決算発表期待から買われていたので、利益確定売りもあって上値も限定的となりました。
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