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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
クルマにとって「安全」とは、極めて重要な基本性能である。ABSやエアバッグ、ESC(車両姿勢制御装置)を始め、近年ではレーダーやデジタルカメラを利用したオートブレーキシステムなど、新しい安全技術も登場している。こうして日々進化を続けるセーフティデバイスだが、それらさまざまな安全装備の効果を充分に発揮するための基本となるのが、わたしたちに最も“身近”な安全装置であるシートベルトの存在である。
2010年度版の交通安全白書の「交通事故の長期的推移」によれば、2009年における交通事故による死者数は4914人。交通事故による死者数は9年連続での減少であり、さらに死者数が5000人を割りこむのは1952年以来実に57年ぶりのことであるという。これには当然安全技術の進歩も役割を果たしているに違いないが、各県警の調査結果によれば、2008年6月よりスタートした「後部座席シートベルト着用の義務化」が大きな効果をあげていることが判明している。
おなじみの3点式シートベルト、その実用化と普及に大きな役割を果たした自動車メーカーがボルボである。
ボルボは1959年、腰部の左右と肩の計3点を支持する3点式シートベルトを世界で初めて乗用車(ボルボ120とPV544)に標準装備。その特許を世界の自動車メーカーに無償公開することで、万が一の交通事故における乗員保護という安全性能の拡大に大きな功績を残した。
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